2010.06.14 Monday
6ヶ月間失踪中だった郵便物の行方
by miyuki<今日はこんな日>
・空港からセントロへ向かう
・W杯、日本勝利
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
昨年末、グアテマラのシェラから航空便で送った13kgの荷物。
メキシコとグアテマラで買ったお宝が詰まった荷物が一向に届かない。
発送時には1ヶ月で届くと言われたのに、届かない。
グアテマラから送ったことのある友達は2週間で届いたというのに、届かない。
私たちの荷物だけが、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月・・・といつになっても、届かない。
今まで海外から送った荷物は航空便も船便も無事に届いているし、
まさか自分の荷物が行方不明だなんて考えたくもない。
3ヶ月経っても届かないので、シェラでお世話になった日本人宿TAKA HOUSEのタカさんに相談をしたのが3月。
タカさんは私の代わりにシェラの郵便局に出向いてくれて、調査を依頼してくれました。
でも、なんたってここはグアテマラ。
日本のような迅速な対応は期待できません。
仕方なく日本の郵便局からも調査請求とやらをお願いして、
日本郵便からグアテマラ郵便に調査依頼するよう、手配しました。
これは日本の受取人が依頼すれば、どこの郵便局でも受けてくれるそうです。
案の定、グアテマラ郵便から日本郵便への回答はなかなか来なくて、
依頼して2ヶ月経ってようやくグアテマラから日本に届いた回答は、
「昨年12月29日にグアテマラから発送しています、あとは知りません」
とのこと。
日本郵便曰く、グアテマラからこう回答が来てしまったら、
もうどうすることもできないんですって。
ガビーーーン!
私たちのお宝ちゃん、どこへ行ってしまったの・・・。
この回答と同じ頃、タカさんから驚くべき嬉しい知らせがありました。
なんと、グアテマラシティの本局で荷物が見つかったとのことです。
何らかの原因でグアテマラからの発送が止められているということでした。
グアテマラシティで止められているのに、「年末に発送している」という回答を
平気で日本に寄越してくるなんて、なんといい加減な!!!
タカさんは用事のついでにと、先週グアテマラシティの本局にも出向いてくれました。
それから1週間後の昨晩、私たちがグアテマラシティに到着しました。
普通の旅行者は、治安の悪いグアテマラシティをさっさと飛ばして、
隣町のアンティグアに行きますが、私たちは郵便局の本局に行かなければなりません。
安宿街も郵便本局も、治安が特に悪いソナ1というエリアにあるので、
くれぐれも細心の注意を払って行動しなければ。
どの店もこんな感じでアフリカみたい
グアテマラシティに降り立たなければいけないのは不運でしたが、
ちょうど今朝の8時からサッカーワールドカップの日本戦があったので、
タイミングよく宿のテレビで観戦できたのはラッキー。
一日ずれてたら、飛行機の中でしたよ。
日本のカメルーン玉砕を見届け、本局へ向かいます。
スペイン語辞書で使いそうな文章や単語をメモり準備を整えていざ出陣!
ナメられないよう、最初から厳しくいかないとね!なんて夫と話していたのに、
タカさんが本局に出向いてくれていたおかげで話がすぐに通りました。
どうやら本局ではなく空港に近い物流センターに保管されているとのことで、
タクシーを飛ばしてソナ12エリアへ向かいました。
グアテマラシティはとても広い。
FEDEXやUPSなど大手物流会社とともに居を構える物流センターは、
セキュリティ万全で立派なオフィスビル。
言われた時間に担当者を訪ねると、すごく感じのいい爽やか笑顔の担当者が現れ、
グアテマラっぽくない、きちんとした対応をされ、正直ビックリしました。
担当者の話では、空港でのX線検査で怪しいものが映ったため、
発送されずに止められていたとのこと。
ん?果たして中身の何が問題だったのでしょう??
私たちには皆目見当がつきません。
しばらくして台車に載せられて荷物が運ばれてきました。
「あったー、あれだ!」
二人とも喜びが隠し切れませんでした。
紛れもなく目の前にあるのは、6ヶ月前にシェラの郵便局から出した荷物です。
ほとんど諦めてかけていたのに、奇跡です。
荷物はてっきりすでに開封されていると思いきや、まだ未開封。
空港側の検査で引っ掛かったため、郵便担当者は何が怪しく映っていたのか、
真相を全く知りません。
“問題の”荷物の開封を見届けるため、ぞろぞろと他の関係者もやってきました。
大人数に囲まれていざ開封!
箱から全ての品物を出して、犯人探しが始まりました。
「もしかして、これじゃない?」
最初に容疑者Aにされたのは、
チチカステナンゴで買った猿のお面。
なぜこれが怪しいのか、生き物だとでも思ったのでしょうか。
次の容疑者Bは、カメラの防水ハウジング。
ボタンの部分が銃弾に見えるそうです・・・。
そして容疑者Cは、パソコンのバッテリー!
こんなの入れたことすら忘れてました。
これは確かに拳銃に見えなくもない。
いや、見える。
間違いなく、これが引っかかったに違いない。
アイタタタ・・・。
郵便局スタッフも容疑者ABCをデジカメで撮影。
私たちは引っかかった可能性の高い容疑者BとCを取り出し、
残りの品物を再び発送するようお願いしました。
これで6ヶ月の月日を経てやっと日本へ発送されることになりました。
出したものをまた詰めるしんご
半年ぶりにご対面したお宝、いざ日本へ!
それにしても、問題が起こったのはいいとして、
何の連絡もなくてこちらから何度も催促するまで3ヶ月以上ずっと放置ってどういうこと?
私たちは元々グアテマラに戻る予定だったから良かったけど、
戻って来れなかったら間違いなくお蔵入りしてたことでしょう。
日本から出した調査請求に対しても全くのいい加減な回答だったしね。
いっぱい文句言いたかったけど、スペイン語の壁がね・・・。
まぁ、ほとんど諦めてたモノが戻ってきただけでも、良しとするか。
まさにグアテマラの奇跡ですね。
1年前のバンコクの奇跡を思い出します。
(お忘れの方はこちら)
そして1週間後、無事日本に到着したと連絡がありました。
めでたし、めでたし。
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・空港からセントロへ向かう
・W杯、日本勝利
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
昨年末、グアテマラのシェラから航空便で送った13kgの荷物。
メキシコとグアテマラで買ったお宝が詰まった荷物が一向に届かない。
発送時には1ヶ月で届くと言われたのに、届かない。
グアテマラから送ったことのある友達は2週間で届いたというのに、届かない。
私たちの荷物だけが、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月・・・といつになっても、届かない。
今まで海外から送った荷物は航空便も船便も無事に届いているし、
まさか自分の荷物が行方不明だなんて考えたくもない。
3ヶ月経っても届かないので、シェラでお世話になった日本人宿TAKA HOUSEのタカさんに相談をしたのが3月。
タカさんは私の代わりにシェラの郵便局に出向いてくれて、調査を依頼してくれました。
でも、なんたってここはグアテマラ。
日本のような迅速な対応は期待できません。
仕方なく日本の郵便局からも調査請求とやらをお願いして、
日本郵便からグアテマラ郵便に調査依頼するよう、手配しました。
これは日本の受取人が依頼すれば、どこの郵便局でも受けてくれるそうです。
案の定、グアテマラ郵便から日本郵便への回答はなかなか来なくて、
依頼して2ヶ月経ってようやくグアテマラから日本に届いた回答は、
「昨年12月29日にグアテマラから発送しています、あとは知りません」
とのこと。
日本郵便曰く、グアテマラからこう回答が来てしまったら、
もうどうすることもできないんですって。
ガビーーーン!
私たちのお宝ちゃん、どこへ行ってしまったの・・・。
この回答と同じ頃、タカさんから驚くべき嬉しい知らせがありました。
なんと、グアテマラシティの本局で荷物が見つかったとのことです。
何らかの原因でグアテマラからの発送が止められているということでした。
グアテマラシティで止められているのに、「年末に発送している」という回答を
平気で日本に寄越してくるなんて、なんといい加減な!!!
タカさんは用事のついでにと、先週グアテマラシティの本局にも出向いてくれました。
それから1週間後の昨晩、私たちがグアテマラシティに到着しました。
普通の旅行者は、治安の悪いグアテマラシティをさっさと飛ばして、
隣町のアンティグアに行きますが、私たちは郵便局の本局に行かなければなりません。
安宿街も郵便本局も、治安が特に悪いソナ1というエリアにあるので、
くれぐれも細心の注意を払って行動しなければ。
どの店もこんな感じでアフリカみたい
グアテマラシティに降り立たなければいけないのは不運でしたが、
ちょうど今朝の8時からサッカーワールドカップの日本戦があったので、
タイミングよく宿のテレビで観戦できたのはラッキー。
一日ずれてたら、飛行機の中でしたよ。
日本のカメルーン玉砕を見届け、本局へ向かいます。
スペイン語辞書で使いそうな文章や単語をメモり準備を整えていざ出陣!
ナメられないよう、最初から厳しくいかないとね!なんて夫と話していたのに、
タカさんが本局に出向いてくれていたおかげで話がすぐに通りました。
どうやら本局ではなく空港に近い物流センターに保管されているとのことで、
タクシーを飛ばしてソナ12エリアへ向かいました。
グアテマラシティはとても広い。
FEDEXやUPSなど大手物流会社とともに居を構える物流センターは、
セキュリティ万全で立派なオフィスビル。
言われた時間に担当者を訪ねると、すごく感じのいい爽やか笑顔の担当者が現れ、
グアテマラっぽくない、きちんとした対応をされ、正直ビックリしました。
担当者の話では、空港でのX線検査で怪しいものが映ったため、
発送されずに止められていたとのこと。
ん?果たして中身の何が問題だったのでしょう??
私たちには皆目見当がつきません。
しばらくして台車に載せられて荷物が運ばれてきました。
「あったー、あれだ!」
二人とも喜びが隠し切れませんでした。
紛れもなく目の前にあるのは、6ヶ月前にシェラの郵便局から出した荷物です。
ほとんど諦めてかけていたのに、奇跡です。
荷物はてっきりすでに開封されていると思いきや、まだ未開封。
空港側の検査で引っ掛かったため、郵便担当者は何が怪しく映っていたのか、
真相を全く知りません。
“問題の”荷物の開封を見届けるため、ぞろぞろと他の関係者もやってきました。
大人数に囲まれていざ開封!
箱から全ての品物を出して、犯人探しが始まりました。
「もしかして、これじゃない?」
最初に容疑者Aにされたのは、
チチカステナンゴで買った猿のお面。
なぜこれが怪しいのか、生き物だとでも思ったのでしょうか。
次の容疑者Bは、カメラの防水ハウジング。
ボタンの部分が銃弾に見えるそうです・・・。
そして容疑者Cは、パソコンのバッテリー!
こんなの入れたことすら忘れてました。
これは確かに拳銃に見えなくもない。
いや、見える。
間違いなく、これが引っかかったに違いない。
アイタタタ・・・。
郵便局スタッフも容疑者ABCをデジカメで撮影。
私たちは引っかかった可能性の高い容疑者BとCを取り出し、
残りの品物を再び発送するようお願いしました。
これで6ヶ月の月日を経てやっと日本へ発送されることになりました。
出したものをまた詰めるしんご
半年ぶりにご対面したお宝、いざ日本へ!
それにしても、問題が起こったのはいいとして、
何の連絡もなくてこちらから何度も催促するまで3ヶ月以上ずっと放置ってどういうこと?
私たちは元々グアテマラに戻る予定だったから良かったけど、
戻って来れなかったら間違いなくお蔵入りしてたことでしょう。
日本から出した調査請求に対しても全くのいい加減な回答だったしね。
いっぱい文句言いたかったけど、スペイン語の壁がね・・・。
まぁ、ほとんど諦めてたモノが戻ってきただけでも、良しとするか。
まさにグアテマラの奇跡ですね。
1年前のバンコクの奇跡を思い出します。
(お忘れの方はこちら)
そして1週間後、無事日本に到着したと連絡がありました。
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粘った甲斐がありましたねぇ。
僕はキューバから出したハガキが届きませんでしたよ。なぜかわかりませんが悲しいです。
国際郵便はリチウム電池がNGだったような気がするので、もしかしたらそれかもしれませんね。そこまではチェックしてないか。