順風満帆の生活を送っていた新婚夫婦が突然のドロップアウト!より良い人生を求めて2007年10月16日から世界一周旅行中!

ひでえガイドにあたっちまったポトシ鉱山見学

by miyuki
<今日はこんな日>
・鉱山ツアー 9:00-14:30
・ポトシの革小物屋を探す
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ウユニからバスに乗って6時間、鉱山の町ポトシにやってきました。
ポトシは標高4070m、世界最高所にある都市で、世界文化遺産にも登録されていまず。

ここにやってきた目的は旅人の間で評判の鉱山見学ツアーに参加するため。
鉱山を訪れ、鉱夫さん達の働く現場を実際に見学させてもらうツアーです。

ツアーがスタートし、早速私たちにも作業着(長袖・長ズボン・長靴・ヘルメット・ライト)が渡されます。




ツアー代はスペイン語50ボリ(650円)に対し、英語だと80ボリ(1000円)と割高ですが、少しでも理解できるようにと英語班を選択。


強制ではないのですが、頑張って働く鉱夫さんへのお土産を買います。

何をどれくらい買っていけばいいのかは、ガイドのアドバイスを参考にコカの葉、たばこ2つ、96度のアルコール、ダイナマイトを購入しました。
そう、ダイナマイトまで商店で買えてしまうんです。値段は150円くらいだったかな。



あとは個人的にマスクを購入。
だいぶ空気が悪いようなのであると役立つらしい。




しかしこの時、ガイドのダニエル(上写真中央)が大ハズレであるとは、誰も知る由もなかった・・・。



セロ・リコ(=富の山)と呼ばれる鉱山。
いかにも過酷な労働現場が待ち受けていそうな雰囲気。


いよいよ鉱山の中へ突入です。



ヘッドライトをつけ、トロッコの線路に沿って狭く暗い穴を奥へ奥へと進みます。
頭上に電線ケーブルが張り巡らされているので触れたら感電!要注意!

トロッコが通る時は、轢かれないように隅っこに寄って一時避難。


手押しトロッコ通りまーす


中は涼しいけど、白い粉が舞っていて空気が悪い。
その白い粉とは日本でもしばしば問題になるアスベスト
ここで働くなんて、計り知れない身体への悪影響がありそうですね。
気休めかもしれないけど、マスクしてきてよかった。


肩幅くらいの狭い道を進んだり、上ったり下りたり。







鉱夫さんがいると、買ってきたお土産を差し入れします。
差し入れを受け取った鉱夫さんの顔はとても嬉しそう。




鉱夫さんはお返しにと採掘された鉱物をくれました。


きれいだがなんだかわからん鉱物


鉱夫さんを交えて地面へ座り込み、ダニエルが通訳をしながらの質疑応答タイム。


しかしこれがヒドかった!


ダニエルがアンデスの神話に伝わるパチャママという女神について説明を始めました。
パチャママはケチュア語で“大地の神”という意味があるそうで、アンデス地方の人々はお祭りや祝い時、グラスから少量のお酒を地面にたらしてから飲み干すという習慣があるらしい。

ダニエルから言われるがまま、差し入れを手渡す一同。
96度のアルコールとオレンジジュースと水を混ぜただけの酒を作るダニエル。

いくらオレンジジュースと割っても、恐ろしく強いこのお酒。
口に含めると熱いというより痛い!


痛がるしんご


飲み方を教わり、全員で回し飲み。
鉱夫さんと一緒に現場の事故がないようパチャママに祈願します。


・・・ん?ちょっと待てよ。

そんな安全祈願と鉱夫さんの労いのために持ってきたお酒なのに、いつのまにかこの酒をわがもののように楽しんでいるヤツが一人いる!

ダニエル!!


すでに目がとろん(左)。酒をおかわり中。


しかも鉱夫さんに差し入れしたコカの葉まで口一杯に頬張り、おまけに差し入れのタバコにまで手を出す始末。

ダニエルの酒が進むと鉱夫さんとの話が弾み、また酒が進むの悪循環。

まるで飲み会じゃん!!

鉱夫さんから一番遠い、細長い穴の後ろの方に陣取る我々日本人は、ただでさえ会話が聞こえないのに、彼の呂律の回らくなってきた英語の通訳では尚更ダメ。

「もっといろんな鉱夫が働いているところを見たい!」と思いながらも、同グループの欧米人がダニエルらとの話にそれなりに盛り上がれているだけに何も言えず、募るイライラを抑え続ける日本人一同。


酒を片手にガイドするんじゃねぇ!


しまいには、長引く宴に待ちきれず我々の中から寝待ちする者が続出するほど。

こうして飲み会は3次会まで続きました・・・。


鉱山に入って2時間半後、ようやく暗い穴を脱出。

旅人ブログ等では、「空気が薄くて汚い鉱山の中で歩きまわって大変だった」という経験談が多いけど、私たちの場合はみ会の待ち疲れで一同疲労困憊。
こんなとき、欧米人が逆の立場ならガッツリ文句を言い放つのでしょうか。


これで終わりかと思われたツアーでしたが、最後にダニエルがダイナマイトの爆破シーンを見せてくれました。
50cmくらいの導線に引火して2分ほどすると・・・。


もうすぐ爆破するってばー!


爆破寸前のダイナマイトを持ったダニエルがダッシュで走りこんだ先で爆破〜!
花火のような乾いた音で、砂や石が派手に飛び散ることもなく、威力はそれほど感じませんでした。う〜ん、ドッカーンではないんだね。


こんな感じで私たちのポトシ鉱山ツアーは終了。
外に出て自分たちのマスクが真っ黒なことにビックリです。


鉱夫は鉱山の中では食事を摂らず、コカと水と酒とタバコだけを口にして過酷な労働に1日5時間従事するそうです。




ある鉱夫は言っていました。

「自分の息子にこの仕事はさせたくない」


このような環境だけに労働者の寿命は短く、やはり鉱夫だった彼のお父さんも50歳で亡くなったのだとか。下は10才くらいの少年もここでは働いているそうですが、そうせざるを得ない状況が現にあるのでしょう。
お給料は1日でおよそ3ドル。それでもボリビアでは良いほうなのだとか。

割に合わない仕事は日本にもあるけれど、命を削って従事するこの仕事ほど割に合わないものはないでしょう。

でも現実問題として、彼らの収入を頼りにする家族の存在があり、この仕事を選択せざるをえない彼らの事情があり、またこれがボリビアを支える重要な産業であることなど、色々考えさせられたツアーでした。

ただひとつ、最悪なガイド、ダニエルに当たってしまったことが悔やまれます。


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