順風満帆の生活を送っていた新婚夫婦が突然のドロップアウト!より良い人生を求めて2007年10月16日から世界一周旅行中!

大神殿・アブシンベル

by shingo
<今日はこんな日>
・3:30-12:00 アブシンベルツアー
・ヌビア村散策
・20:45 アスワンから夜行列車でカイロへ
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昨晩、ルクソールからアスワンに到着したのは夜11時。
なのに、今日のアブシンベルツアーの出発は朝3時半!




アスワンからアブシンベルまでは車で片道3時間かかるため、
どのツアーもまだ暗いうちに出発するのです。
だから14人乗りのツアー車の中は到着まで全員爆睡、とても静か。

アブシンベルまで来ると、もうすぐ南はスーダン。
えらいとこまで来たなあ。


でもスーダンを目の前にして、ここから一気にカイロに戻るのは何だかとても勿体無い気もします。
あー、またアフリカ旅したい。





そして、


いよいよ、アブシンベル大神殿。



どーん!






期待していた通り、正面に座るラムセス2世像がデカい!
なぜ同じような巨大な像が4体も並んでいるのかはナゾです。
それほど自己顕示欲が強かったんでしょうか。ラメセス君。


ラメセス像の足元には『T.SANTONI 1874』とか『LECAROS 1875』と、
100年以上も前の探検家(?)の名前が刻まれています。



最初に発見されたのは1813年らしいですが、きっとその後も欧米の探検家の間で、砂漠の奥地の大神殿詣でが流行ったのかもしれませんね。


崩れた像の足元には崩れた岩の塊が転がっているのですが、頭の半分の岩だけでも相当の大きさ。
下から見るよりもかなり大きいです。


左手前、顔の下部分が逆さになっている。

やっぱり巨大建造物は時代を問わず見ていて気持ちがいいです。


さて、神殿内部に入れば、ヒッタイトとの戦闘を描いた大きなレリーフがこれまたカッコいい!
撮影禁止のため写真でお見せできないのが非常に残念です。

何頭もの馬に引かれた戦車に乗り、勇猛果敢に弓を引くラメセス2世の姿、
まるで映画のワンシーンを切り取ったような躍動感に、同姓ながら惚れてしまいました。


神殿入口の左右の壁に彫られた、首を縄で繋がれた捕虜のレリーフも面白かった。

右側がシリア人捕虜




そして左側がヌビア人捕虜



顔や体がともに特徴的で、一人一人の髪型や、ヒゲ、着衣も様々。


ところで、こちらへ来て初めて知ったのですが、
アブシンベル神殿は元々この場所にはなかったそうです。

では元はどこにあったかというと、ここ。



このナセル湖は、1970年のアスワンハイダム建造によりできあがった人造湖。

つまり、アブシンベル大神殿など多くの遺跡は元々、
今は湖となってしまったこの場所にあったんですって。

でもユネスコを筆頭とする、国際的な協力によって、
水没の危機に晒された遺跡を、移転(あかじ)という手段で救ったということです。

よくもまあ、こんな巨大遺跡を動かそうなんて飛び抜けた発想がでたもんです。
しかもそれを実現してしまった現代の土木技術にも驚きです。

そして、この取り組みをきっかけとして、人類共通の文化遺産や自然遺産を守ろうという動きに発展したのが、現在も増え続けている世界遺産認定という取り組みなのだそうです。

ダム建設は、一時的に農業生産を向上させ、電力供給を安定化させたものの、
塩害や、気候変化といった自然への影響をももたらしてしまったようです。

もし、古代エジプト人が今の時代にいきていたら、
彼らの技術でどのようにこの問題を解決していたのでしょうね。

遠くエジプトの南の果てへのショートトリップでしたが、
やはりここまで来ないとわからないもの、感じないものがありました。
来てよかったと思います。

これからカイロ周辺でしばらくゆっくりします。



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