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生々しい紛争の傷跡

by shingo
<今日はこんな日>
・クネイトラ訪問
・ダマスカス18:00発、ベイルート22:30着
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今日、ゴラン高原のクネイトラという町を訪れました。

『ゴラン高原』という地名は、知っていました。

最初に聞いたのは中学か高校の世界史の授業だったかな。
その後も、中東情勢が揺れるたびに新聞やテレビでこの地名を目にすることはありました。

イスラエルが中東戦争を経てシリアから占領したところ。

いずれにせよ"遠い国"の話でした。

でも旅をしていると、日本からは地理的、精神的に遠くても、その縁遠かった国々がまさに滞在先となり、それらがグッと身近に感じざるを得ないわけです。
実際、シリアに入って以降、イヤでも中東情勢を意識しない訳にはいかず、どこでも気軽に『イスラエルが・・・』などと口にするのもはばかられます。

そして今日訪れたクネイトラは、かつてイスラエルが襲撃した土地で、
現在は国連監視下で非武装地帯となっているところ。


町は完全に廃墟となっている・・・。


その襲撃の悲惨さを伝えるため、シリアはあえてこの町を修復せず、廃墟のまま残しています。
ツーリストにも公開されていて、ダマスカスから乗り合いバスで1時間ほどのところです。

現地ではガイドがイスラエルにより破壊された病院や、モスク、教会を案内してくれます。


いまや幽霊屋敷のような病院


ただ、ガイドは英語が得意ではないため、それらの詳しい説明はなく、背景の理解などは十分にできません。

しかし、ここで争いが起き、一般市民を含む多くの人々が犠牲になったことは、破壊尽くされた建物や、弾痕だらけの壁を見れば一目瞭然です。


どのように破壊されたのだろう。




どの病室の壁も天井も穴だらけ。


うまく言えませんが、この廃墟となった町を歩いていると、
戦争の空しさを感じ、戦争がもたらすものの意味を考えずにはいられませんでした。




でも日本から遠かろうとなんだろうと、自分はこの地に立って、それらの残骸を目にしている。
これは新聞やテレビや教科書だけの話ではなく、自分の生きているこの世界で実際に起こっている(起こった)事なんですよね。

他人ごとではないですね。


ほんと、考えさせられます。
よい体験ができました。


向こうに見える山はイスラエル



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