順風満帆の生活を送っていた新婚夫婦が突然のドロップアウト!より良い人生を求めて2007年10月16日から世界一周旅行中!

メンドーサからチリ、ビーニャへ

by miyuki
<今日はこんな日>
・雄大な景色を眺めながらの峠越え
・17:25  ビーニャ・デル・マル到着
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メンドーサからチリのビーニャ・デル・マルへ移動です。
南米最高峰アコンカグアをはじめアンデスの山々の雄大な景色を眺めながら、バスはゆっくりと峠に向かいます。
この景色が見たかったがために、メンドーサ経由のルートを選んだのです。




アルゼンチンを出たらもうあんなに安くておいしいステーキは食べられない、
もう一生私たちはペラペラの薄いステーキしか食べられないかも、と思うと寂しい気持ちでいっぱいでした。


壮大な眺めが続く・・・


おもしろかったのが、アルゼンチンの出国手続きをしたすぐ隣のカウンターでチリの入国手続きができたこと。
両国の出入国管理官が隣同士で座ってるのは珍しい。

チリに入国すると、蛇のようにくねくねした山道をひたすら下ります。
バスやトラックで渋滞していたので、かなりトロトロ運転で進んでいったのですが、
大きな車体がカーブを曲がるのはとても窮屈そうに思えます。


まるでとぐろをまいた蛇のような山道をゆっくりと下る


メンドーサを出発して8時間でビーニャに到着。

ちょうどチリ地震があった時、ラパスでニュースを見ていたのですが、
ビーニャも被害の様子が映像で流れていたので心配していました。

地震から3週間経ったビーニャは、表面的には地震の影響を感じさせません。
さて、明日から市場通いの毎日が始まるぞーッ!


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そろそろワインの味くらいわからないとね

by miyuki
<今日はこんな日>
・メンドーサ到着
・ワイン飲み放題の宿へ
・ワイン貯蔵庫見学:ボデガロペス
・最後のアルゼンチンステーキ
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さて、ワインの町メンドーサにやってきました。

アルゼンチン最後の町です。
ここからアンデス山脈を超えてチリに戻ります。

ワイン生産量世界第4位を誇るアルゼンチンですが、メンドーサのワインが占める割合はとても多く、スーパーで目にするワインのほとんどがメンドーサ産のワインです。

メンドーサでバスを降りると宿の客引きがこぞって、「うちの宿はワイン飲み放題」だの
「うちはチーズが食べ放題」
だのと言ってきます。
こういう宣伝文句もワインの町ならでは。

とはいえ、私たちはワインについてなーんにもわからないど素人。
毎晩のステーキのお供にするワインも、選ぶ決め手は値段やボトルのデザイン。
でも、せっかくメンドーサにやってきたのだからとボデガ(貯蔵庫)見学に行って来ました。




向かった先は「BODEGA LOPEZ」
1898年創業と、110年以上の歴史をもつ由緒あるボデガ。




昔使用された器具や車なども展示されています。


昔のトラクターにまたがって遊んでみる


個人で訪れてもその場で無料見学ツアーに参加できます。
いかにもワインが好きそうなおじさま&おばさま達に混じって工場見学スタート。
なんだか小学生の頃の社会科見学を思い出します。


みゆきが小さいのではなく、樽と瓶が大きいのです


ガイドをしてくれるのはロペスの社員さん。
英語も話せるガイドだけど、この時は私たち以外スペイン語圏のお客さんだったので説明はスペイン語。
「わからなかったら英語で説明するから言ってね」って言うけど、全部わからないってばっ!!!


ここはボトルにワインを詰め、コルクで栓をする部署。
ボトルのぶつかる音が騒がしくてずっとここにいると耳がおかしくなりそう。




大きな樽がずらりと並んでいます。
この樽の中にワインが寝かせてあるのかー。




いっそのこと、自分で好きな樽の蛇口をひねって好きなだけ喉に流し込みたい。


こんな風に。


小一時間ばかり工場を見学して、最後におまちかねの試飲タイム。
飲み口の薄い上品なワイングラスに赤ワインとシャンパンが運ばれてきました。



赤ワインはCASONA ROPEZ、シャンパンはMONCHENOT。


まずは目で見て、香りを楽しみ、口に含んで舌で転がす・・・。


ついつい目が寄ってしまう


・・・うーん。

よくわからないけど、個人的な感想としては赤ワインは味が薄い気がするし、シャンパンはもう少しフルーティーさがほしいところ。

「この赤ワインを飲んでみて、どう思いましたか?」

やべっ!こういう時に限って英語で私たちに聞いてきた!
おじさま&おばさまの視線が私たちに集まる。

困った・・・。
なんて言おう・・・。

そもそもワインについて何も知らないし、日本語ですら言うのが難しいってのに。
この場で味が薄いなんて言うのは絶対違うはず。

考えに考えた末、出てきた言葉は、

「・・・グ、グッド」

周囲からは軽い失笑。

半笑いでフォローするガイド。
「う、うん。スムースなワインですよね」

「あ、そうね、スムーススムースと苦笑いでうなずく私たち。

なるほど、ワインの世界では、「味が薄いこと=スムース」というのだな・・・と、
勝手な解釈でワインを知った気になり本日終了。




もういい歳なんだから、ワインの味くらいわからなきゃいけないなと、恥をひとつかいて痛感しました。




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日本にある?こんな贅沢バスの旅

by shingo
<今日はこんな日>
・サルタのゴンドラで丘へ
・初のカマバスで贅沢に移動
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バスの出発まで時間があったのでゴンドラに乗って丘の上へ。




赤い屋根の目立つサルタの町。



夜景はもっときれいらしいです。

丘の上の景色はもちろんいいのだけど、ちょうどいい場所にゴンドラの柱が邪魔してたりして残念。


丘から下りて腹ごしらえ、と初めてのパリジャーダ
アルゼンチンの代表的な料理、ようは焼肉の盛り合わせです。



肉やらソーセージやら臓物やらと食いごたえたっぷりで、
全部食べ尽くす頃には口の中がかなり脂っこくなっています。

ちなみにこれ、パンやサラダがついて二人で約1000円でした。




さて、メンドーサへ向かうバスはこれまた初めての「カマ」でした。
カマとは要するにファーストクラスのようなもの。
アルゼンチン最後の長距離移動は18時間ということで、少し贅沢してみました。


見るからに高級そうなバス



革張りの横3列シートで、広々ゆったり、夕食付き


乗って早々ドリンクと軽食のサービスが出されます。


特製パッケージに入ったスナック詰め合わせ


なんとこのバス、懸賞付きのビンゴ大会まで催されました。




このカードの数字が全部当たればビンゴ。

車掌さんの読み上げる数字(もちろんスペイン語)が早くて、必死に耳を澄ませて聞取りに励んだものの惜しくもビンゴならず。
賞品はワインだったようで、乗客が少なかっただけにモノにできず残念。

気を取り直して出てきた夕食をいただきます。


チキンにマッシュポテト

このディナー、しっかり温めてあるんんです。
まさかバスの中でこんなちゃんとしたディナーが出されるとは驚きました。
日本のバス会社さんも、価格競争ばかりしていないで見習ってほしいものです。

さて、明日はワインの産地メンドーサに到着します。


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気持ちいい〜サルタ

by shingo
<今日はこんな日>
・サルタ料理を食う
・カジャファテワインを飲んでみる
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サルタはアルゼンチン北部の中心都市。

今の時期、気候が温暖で気持ち良く、とても過ごしやすいようです。




南米には、エンパナーダという揚げたパンが広く食べられていますが、
ここサルタでは、特に“サルテーニャ”と呼ばれるサルタ風エンパナーダが名物。

揚げてあるのではなく焼いてあるサルテーニャ、実はボリビアにも沢山あったのにたまたま食べる機会がなかったのですが、いよいよ本場で食べることができました。



町の有名レストランで食べた、長さ10cmほどの小さなサルテーニャ。
パリっと香ばしく焼けた皮の中にチキンを使った具がたくさん詰まっていて、とても美味い!

こんなに美味しいのに、なぜかボリビアのような庶民的な屋台などで出されているのを見つけられなかったのが悔しい。

この店では他にこんなものを食べました。
どれも初めて食べる味で美味かった!


トウモロコシと豆と牛肉を煮込んだロクロ



牛肉の煮込みにトロトロチーズがのったカルボナーダ


サルタは都会なのに、子供から大人までフレンドリーに声を掛けてくることが多く、
ブエノスやパタゴニアよりもなんだかほっとする町でした。

もう少し長く滞在したくなりましたが、残念がら明日のメンドーサ行きチケットをとってしまいました。


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七色の丘、なのかな

by miyuki
<今日はこんな日>
・フフイの考古学博物館
・プルママルカでミニトレッキング
・夜は激しく雨が降る
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ボリビアからアルゼンチンに再入国しました。

入国早々、この看板を見て驚き。



2ヶ月前に滞在していた南の果てウシュアイアと、ここ北の果てラキアカとでは、
なんと5121kmも離れているんですね。

日本列島の長さが約3500kmというから、相当な距離を移動しているということになります。
長らくうろうろしているとその距離感覚が麻痺してくるようです。

ラキアカから、バスでフフイ州の州都サルバドール・デ・フフイへと南下する途中、
カラフルな山肌の丘が連なる渓谷が見えました。

世界遺産にも指定されているウマワカ渓谷です。
「七色の丘」といわれるほど、様々な鉱物によって彩られた地層が美しいグラデーションを成していてとても不思議な風景でした。
ここは“南米のグランドキャニオン“とも言われているそうです。


フフイに向かう途中の景色


今日はフフイからバスで1時間程のブルママルカという町にトレッキングに出掛けました。
小さい村ですが観光客向けの土産屋や宿、カフェが多く、思ったよりツーリスティックです。


地球の歩き方08-09の表紙はこのアングル


観光案内所で地図をもらい、裏山に沿って歩く1時間半のお手軽トレッキングコースを歩くことにしました。




こんなに背の高いサボテンもにょきにょき生えています。
トゲは太くて鋭く、長い刺繍針のよう。




ふと、日に焼けた足のくっきりとしたコントラストに気づきました。
まるでこの辺りの山肌や土の色と同じよう。
暑いところにばかりいるわけではないのにね。


ポッキーのようなしんごの足


部分部分でこんなに山肌の色が違うのがおもしろいですね。



"南米のグランドキャニオン"とはちと大袈裟かもしれないけど、
お手軽散歩コースで美しい眺めを堪能できました。


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イグアスリベンジ

by miyuki
<今日はこんな日>
・ブラジルビザ申請。
・天気は晴れ、アルゼンチン側の滝。(2回目)
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昨日とは打って変わって申し分ないほどの快晴なり。
天気が変わらないうちに、まずはハイライトの悪魔ののどぶえへ向かおう。

今日もかわいい鳥を見つけました。
鳥の鳴き声がするたびに足を止めて、双眼鏡を覗いたり写真を撮ったり。
なかなか前に進めません。


野鳥観察をしながら滝へ


この国立公園の中は本当に蝶が多く、種類も豊富です。
帽子やバッグ、背中にもいつのまにかブローチのように蝶が止まってたり。


背中の蝶の撮影会でなかなか動けない人気者しんご


小腹がすいてビスケットを食べてると親指にまで蝶が。
思わず蝶が飛んでいくまで、食べるのを我慢してしまう。


食べたいけど蝶も見ていたい


ひらひらと蝶の大群が地面に集まっていた。
何故、花じゃないのにこんなにもたくさんの蝶がとまってるんだか。
なぜこの地面にだけ集まっているんだろう?蜜でも出てるのかしら。
いろんな色や柄の蝶がパタパタしてたり、舞ってたり。
蝶の美しさを知りました。




「悪魔ののどぶえ」へは橋を歩いて行きます。
見えますか、写真左の水煙は滝壷から吹き上がる水しぶきです。
橋に近づくにつれ、しぶきが顔に降り注いで気持ちがいい。




おっ、見えてきた見えてきた。
そろそろカメラをしまわなければ危険です。




そして、




どどどどどどどどどどどどどどどどーーーー!!!!!







きたー!



滝壷なんて見えやしない!

ゴォーと凄まじい音をたてて滝壷へと流れこむ様は"世界3大瀑布"の名に負けない大迫力。



これが「悪魔ののどぶえ」というイグアスで一番大きな滝ですか。
一日待って見た甲斐がありました。

写真、我慢できずに撮ってしまった。
大丈夫かなカメラ。


この中に落ちたらもう2度とあがってこれないだろうなぁなんて思ったり。おーこわ。




いやぁ〜。大満足のイグアス滝でした。
ブラジル側を見れなかったのは残念だったけど、アルゼンチン側をたっぷり2日堪能できたのはよかった。
滝以外にも動植物や鳥や蝶など見所いっぱいだし、マイナスイオンをたっぷり吸えるし、贅沢な国立公園の散歩でした。


鼻先が長いのは穴を掘るためッス byアナグマ



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イグアスの滝で大失敗&ツイてない・・・

by miyuki
<今日はこんな日>
・5人でプエルトイグアスに向かう
・ブラジル側の滝に行けず
・予定変更してアルゼンチン側の滝
・嵐になり大雨&強風でまともに歩けず
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さあいよいよイグアスの滝に行く日が来ました。
ナイアガラ、ビクトリアと並ぶ世界三大瀑布の一つであり、南米旅行のハイライトの一つでもあります。
アルゼンチンのプエルトイグアスを目指し、宿の仲間3人とともに6時にペンソノを出発しました。

ブラジル側とアルゼンチン側、双方から見ることができるイグアスの滝。
いくつかの情報源によると、両側から見る場合はブラジル→アルゼンチンの順に見る方が感動が大きいそう。

だいぶ時間が押していたので、プエルトイグアスに着くとすかさずタクシーを2台チャーターして一気にブラジル側の滝のあるフォスドイグアスに向かいました。

5人ともブラジルのカーニバルが控えてるので、3日後にはブラジルへ向かいたいところ。
そのためにも今日ブラジル側の滝を見ておきたい。


タクシーの車内、滝へ向かうテンションは高くなり、おしゃべりが弾んでいるところ、
先にイミグレに到着した先発のタクシー運転手からこちらに無線が入りました。

「※★△○■※★△○■※★△○■※★△○■※★△○■・・・」(スペイン語)

どうやら恐れていたことが起きてしまったようです。

なんだかブラジルビザがないと入国できない、と言っているみたい。

いや、そんなの当たり前。
日本人はブラジルビザが必要なのは知っている。
でも私たちはまだビザを持っていない。

というのも、パラグアイ〜ブラジル間の日帰りはノービザでも問題ないのです。
アルゼンチン〜ブラジル間については、ガイドブックには"原則必要"と書いてあるけど、過去の旅人も日帰りならノービザで入れているらしいし、ペンソノのオーナーさんも
「ま、運が悪くなけりゃ問題ないよ」と言っていました。

だから私たちも「大丈夫っしょ」と軽い気持ちで行ったら、まんまとイミグレでひっかかってしまいまいした。

・・・チーン。

というわけでブラジル側の滝、敢なく撃沈。


おそらく、ローカルバスで行ってたらブラジルのイミグレで降りずに済んだのに、
タクシーで行ったがために普通にイミグレに入ってしまった、そんなところなのかと。
みんなどうやって行ったの??大事なところの情報収集が甘かったようです。


気を取り直して、ブラジル側の滝は諦めてそのタクシーでアルゼンチン側の滝へ向かうことにしました。
時間がないぞ!急げ、急げー!


昼過ぎにアルゼンチン側の滝に到着。
正規入場料は85ペソ(2000円)ですが、バックパッカー的裏技を使ってブエノスアイレス大学の学生になった私たちは、入場料25ペソ(600円)。やったー。


広い国立公園内は列車移動ができます


緑いっぱいの広い国立公園の中には動物がいっぱい。
動物や鳥を見ながら滝に近づけるって楽しい。


鼻先が長〜いアナグマちゃん


額が富士額で剃りこみが入ってる若頭


やたら動きの速い鼻先が尖ったオオトカゲ


小中規模の滝はたくさん現れるけど、一番の見所「悪魔ののどぶえ」はまだまだ見えない。




イグアスの滝のアクティビティで有名なのが、滝に突っ込むボートツアー。
ツアー代1人100ペソ(2400円)、いいお値段ですね。

水の勢いが激しすぎて顔を背けてしまっては滝をまともに見れないけど、これならばっちり。



もちろんこんな準備万端なの私たちくらい。

周りの欧米人たちにクスクス笑われてちょっと恥ずかしかったけど、いいの、いいの。
日本には「備えあれば憂いなし」って言葉があるんですッ!!

いよいよ滝に突撃だぁー!!
ボートはスピードを上げ、激しい音を轟かせる滝に近づいていく。




どどどどどど!!!





ざっぱーーん!!!




うぉー!!!


やった!ゴーグルのおかげで滝をずっと見てられる!
他の乗客はみんな顔を背けてるぞ、シメシメ。
今頃ゴーグル姿の私たちを羨ましく思ってるに違いない。



満足!満足!!

でももっと激しく滝壷の奥まで突っ込むのかと思いきや、
想像よりも手前にしか入らないんだな、やっぱ危ないのかな。

ボートを降りると天気が急変、途端に嵐が到来。
前を向けないくらいの激しい雨と暴風が私たちを襲う!
まさか陸にあがってもゴーグル姿で移動することになるとは。
まだボートツアー続いてるんじゃないのってくらい。
いや、むしろ滝より濡れてるんじゃ・・・。




1時間以上雨宿りしたけどなかなか雨が止まず、気づいたらもう閉園時間。
「悪魔ののどぶえ」は見れませんでした。

ブラジル滝見れないわ、大雨に降られるわで今日は散々な日だわ。

というわけで、明日ももう1日アルゼンチン側の滝を見ることにしました。

ゲートで申し出ると、翌日半額で入れる券をくれます。
学割のさらに半額以下で10ペソ〈240円〉だもんなぁ。
明日はピーカンで「悪魔ののどぶえ」が見れますように。



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チョコレートの町バリローチェ

by miyuki
<今日はこんな日>
・バリローチェ到着
・チョコレート屋を物色。
・野良犬が多いが人懐こくて可愛い。
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「チョコレートの町」バリローチェに到着しました。
セントロと呼ばれる町の中心は、かわいいチョコレート屋さんがいっぱいで目を奪われるものばかり。




甘〜い匂いが店の中から漂ってきては、店内に吸い込まれてしまうのでどこも大混雑、店をハシゴして両手に紙袋をぶら下げている旅行者でいっぱいです。




歩き疲れたら甘いもので決まりです。
ムースのような柔らかいチョコレートケーキはちょっと大きすぎるくらいだったけど、濃厚で満足の一品でした。




普段、ケーキを食べる時はアールグレイ派の私ですが、このチョコレートケーキはコーヒーとの相性がよかったです。

バリローチェにやって来た本来の目的はホットチョコレートを飲むことだったので、食後にはホットチョコレートを。甘い中にもほろ苦くてさすがチョコレート屋のホットチョコレートといった感じのお味でした。




美味しそうで可愛らしいチョコレート屋さんが軒を連ねる中、夫から「買ってもいいよ」とお許しをいただいたので、缶々の可愛いこちらをセレクト。
もちろん中身のチョコはおいしかったけど、缶々を見てるだけで幸せな気分になった1日でした。





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フィッツロイの先っちょが見えそで見えない

by shingo
 <今日はこんな日>
・昼過ぎまで天気悪い
・町の南側のLos CondoresとLas Aguilasまでトレッキング
・宿の赤ちゃんが可愛い。犬も可愛い。
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やはり初日の快晴は奇跡だったようで、昨日は大雨、今日も昼過ぎまで小雨が振り、
山は全く見えませんでした。

昼飯にステーキを食べた後も、山の聳える町の北側は相変わらず重たい雲に包まれていたのですが、町の南側だけはきれいな快晴だったので、体の疼きを抑えるべくミニトレッキングに出掛けました。

エルチャルテンの南側には、1時間〜1.5時間で辿り着ける展望スポット『Los Condores』と『Las Aguilas』があります。

『Los Condores』ではエルチャルテンの街並みを見下ろしながら、背後に聳えるフィッツロイから雲がとれるのを待ちましたが、叶いませんでした。




『Los Aguilas』からはだだっ広い大草原とはるか彼方の湖まではっきり見えました。
でもここから見えるフィッツロイもやはり頭を隠していました。




しかし、山を覆う雲の形が面白くて眺めていたり、




おととい山で拾ったサングラスで遊んでいるうちに、




神様が気を抜いたのか、フィッツロイの頭から一瞬だけ雲がとれました。

おお!フィッツロイさんお久しぶり!



やっぱり美しい山は何度見てもいいもんです。

などと浸っているうちに、あっという間に再び山頂は雲の中。

そう安々とは顔を見せなてくれないフィッツロイ。
もしかしたらこれで最後かもしれません。




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奇跡的快晴のエル・チャルテン

by shingo
<今日はこんな日>
・7:40-11:40 エル・チャルテンへ移動
・奇跡的快晴に恵まれる
・トーレ湖へのトレッキング
・最高のトレッキング日和、幸せ
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エル・カラファテからバスで4時間、エル・チャルテンにやってきました。
パイネトレッキングですっかり山歩きにハマってしまった僕たちは、ここでもトレッキングをしようと思います。

標高3405mのフィッツ・ロイなど、万年雪を頂いた山々が背後に聳える小さな村で、多くの観光客がトレッキングを目的に訪れます。

パイネ同様、晴れる日が少なく、運が悪いとまともにフィッツ・ロイを拝まないままここを出ることも覚悟していました。
でも、今回のお天気の神様は珍しく僕たちに味方してくれました。

バスの中でふと居眠りから目が覚めた僕は、窓の外の景色を目にして一気に眠気が吹っ飛びました。


一番高い山がフィッツロイ

フィッツ・ロイに全く雲がかぶっていない!!

どうやらこれは奇跡的な天候に恵まれたようです。


村の入口でバスの乗客は全て降ろされ、国立公園でトレッキングするにあたっての注意事項の説明を受けます。外部から水を持ち込まず川の水を使ってとか、トイレは川から100m以上離れたところでするようになど、エリア内の水の保全に力を入れていることが窺い知れました。




今はシーズン真っ盛りで、宿探しでは本当に苦労しました。

カラファテで再会したシンちゃんヨッちゃん夫妻、韓国人テオンくんと僕たちで5人でしたが、宿を4,5軒あたってもどこもフルで、5ベッドどころかひとり分の寝床すら見つけられません。

探し始めて1時間くらいでやっと見つかったのは、カバーニャと呼ばれる貸切コテージ。
キッチン、ダイニング、トイレ、テレビにダブルベッドと2段ベッドが二つの6人部屋で1泊350ペソ。



いつもの倍の値段だけど、これならみんなで楽しく過ごせそう。


昼食を済ませるとすでに14時を回っていたけど、こんなに良い天気の日を逃しちゃならんと、早速トレッキングに出掛けました。

標高3128mのセロ・トーレを見渡すトーレ湖への片道3時間のコース。
日が長いから21時までに帰れれば問題ありません。
しんちゃんたちは片道4時間のコースへ向かいました。大丈夫かな?


この登山口から3時間のコース


ずっと平坦な楽チンチンな道のりで、常に前方にセロ・トーレとその麓のトーレ氷河を眺めながらの気持ちのよいコースでした。

まるで絵葉書の中を歩いているような見事な景色。
なんてツイているんだろう。




雲ひとつない紺碧の空を突き刺すセロ・トーレの白い頂が何とも美しくて、心がウキウキ、自然と歩くスピードが速くなり、みゆきとの距離がつい広がってしまいます。



一番右の尖っているのがセロ・トーレ、真ん中が氷河、森の向こうに氷河湖があるはず。


氷河がすぐそこにあるのにそれほど寒くはなくて、緑の濃い森が広がっているのには驚き。

そして空気がとてもうまい。
歩いても歩いても、この空気を吸っていれば全然疲れない。

トーレ湖まで2時間半で到着。
景色に見惚れていたらあっという間でした。





湖に向かって氷河が流れ落ちています。
なににも邪魔されることなくすらっとそそり立つセロ・トーレ。
高貴な美しさを備えた姿についうっとりしてしまいます。



なんて気持ちのよいトレッキングなんだろう。
そう感じながらずっと歩いていました。

日本にも美しい山が沢山あるはずですが、ほとんど知りません。
なんて勿体無いんだろう、帰ったら絶対歩こうと思います。
あと前回歩けなかったネパール、パキスタン、グァテマラも。
まずい、尽きない…。

戻りも宿まで2時間半でした。
21時を回り、日が暮れかかってくると、急に風が強くなってきました。
本来のエル・チャルテンの天気になってきたのかもしれません。
雨雲もすぐそこまで来ています。

しんちゃんたちもヘトヘトになりながら何とか無事に戻ってきました。
かなり眺めの良いスポットだったようで、3人とも疲れてはいるものの顔に満足感が溢れていました。

明日は雨かもしれません。今日のような良い天気の下、トレッキングできたのは本当にラッキーでした。

まだまだ歩き足りません。
神様、明日以降も奇跡的快晴をお願いします。


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