順風満帆の生活を送っていた新婚夫婦が突然のドロップアウト!より良い人生を求めて2007年10月16日から世界一周旅行中!

旅の終わりが見えてきた〜アメリカ入国

by miyuki
<今日はこんな日>
・トルーカからサンタフェへ
・8ヶ月ぶりのアメリカ
・サンディエゴに入る
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いよいよメキシコを離れ、アメリカへ向かいます。

中米で買い尽くしたお土産(ほぼ自分たちの)が、重すぎて日本に近づくにつれて苦痛になってきました。移動するたびに、手が真っ赤でマメができるほど。

メキシコシティからアメリカと国境を接するティファナまでは国内線Volaris航空を使いました。
これを使えばバスで40時間かかるところ、2時間で行けてしまうし、
何より大して値段が変わらないのがポイント大。


でも、心配の種が一つありまして。

一番安いクラスなので預け荷物のリミットが15キロ、機内持込のリミットが10キロ。
メキシコシティで宿泊していたペンションあみーごの体重計を借りて、
試行錯誤でどうにかパッキングを済ませました。
今まで大きいリュックに入ってたものも出して、手荷物になったから大変です。


まるまる太った手荷物A、10KG


格安航空会社なので、空港はメキシコシティから30キロ離れたトルーカというちょっと辺鄙なところにあります。

中東以来の友達のユウくんに見送られた後、タクシーを拾ってVolaris航空専用シャトルバス乗り場のあるサンタフェに向かいます。
朝なので道は少し混んでいたけど30分ほどでサンタフェに到着。

ここは近代的な高層ビルに有名企業が軒を連ね、高層マンションが立ち並ぶ、メキシコシティとはちょいと雰囲気の違うエリア。
ここからVolaris航空専用シャトルバスに乗って、トルーカ空港に向かいます。


バスターミナルでチェックイン&荷物計量


シャトルバスに乗る際に預け荷物を計量。
2人ともそれぞれ16キロ弱となんとかクリアし、ホッとしました。

チェックインと預け荷物の手続きはここで完了。
荷物はこのまま飛行機に積み込まれ、空港に着いたらあとは直接搭乗口に向かうだけ。

とってもラクチンなサービスに脱帽です。
ちなみに機内持込荷物は何が入っているかを聞かれただけで計量はされず。

日本に向かうにあたっての最後の大きな難関をクリア。
この飛行機にさえ乗れれば、あとはどうにでも日本に持って帰れるので一安心です。


シャトルバス乗り場にはクリスピークリームも売られています


Volaris航空は“到着が30分以上遅れた場合は運賃の一部または全額返金”を謳っていて、このシャトルサービスはこの約束を守るのに一役買っているようです。
日本の航空会社にもこんなサービスがあると便利ですね。




ちなみにこのシャトルバスに乗れば、万一渋滞などで飛行機に乗り遅れた場合も保証してくれるのだとか。

30分でトルーカ空港に到着です。
小さい空港だけど設備が整っていてきれいなビル。

野良WIFIは拾えなかったけれど、メキシコはスターバックスのパスワードがどこも同じなので、それを覚えておけば使えます。




面白かったのが離陸前の機内安全ビデオがドラマ仕立てだったこと。
主人公の乗客の女性と、隣に座る男前とのラブロマンスに、乗客はみんな釘付け。

なるほど。いつも同じ内容で見られないビデオも、
こうした工夫で乗客の興味を惹くのね。考え方が本当に斬新!

ジュースとお菓子のサービス、電源あり、座席も広い。
経費削減を掲げて、単純にお菓子やジュースのサービスを中止や有料にする航空会社は多いけれど、こうして格安航空会社でもきちんとサービスしてくれるところもあるんですよね。




ちょっとくらい遅れてもいいから半額戻って来ないかな〜と期待したけれど、
予定より早めに到着したので返金ならず。
さすがだねー。ボラリスさん!


ティファナ空港からは市バスに乗って国境へ向かいました。

ティファナはまだメキシコだというのに、物価がアメリカ並み!
アメリカから気軽に来れるメキシコなのでアメリカ人観光客も多いです。

毎日飲んでいたお気に入りのJUMEXジュースも、普通なら8ペソ(56円)だというのに、ティファナだと1.5倍の12ペソ(85円)!
でも、お腹空いてたので最後の飲み納めです。


ブリトーをお気に入りのJUMEXとともに。


メキシコを出国して、いよいよアメリカに入国です。

アメリカのイミグレゲート前はすごい行列でした。
在米メキシコ人か、在メキシコアメリカ人か、なんだかわからないけど、
審査なしで素通りする人を含めるとかなり多くの人が並んでいました。

私たちのように入国審査を必要とする者はゲート入ってすぐの建物で
指紋やら顔写真やらをとられ、ひとり6ドルのなんだかわからないお金をとられます。

審査官のおっさんの仕事がとろく、なかなか列が進みません。
たったこれだけのことに1時間かかりました。

この国境すごく混んでいるので、もっと早く抜ければよかったなー。
国境を出るとすぐに赤いトローリーが待ち構えているので、それに乗って今度はサンディエゴまで。

車内には白人、黒人、ヒスパニックがいましたが、
やはりスペイン語を話す人が目立っていました。




サンディエゴの宿はサンディエゴ空港近くのリトルイタリーというエリア。
おしゃれなイタリア料理レストランが並んでいます。




空港がすぐ目の前なので、建物すれすれを飛行機が飛んでいきます。
建物に突っ込むはずはないと思っていても、あまりに近いので毎度毎度ヒヤヒヤしてしまいます。

日中は10分に1本の頻度で、飛行機のゴゴーーーっていう騒音が聞こえてきて、話を中断せざるをえないほど。

空港建設反対!って周辺住民が立ち上がるのがすごーーくよくわかりました。

基本うるさくても私は寝れるけれど、早朝から深夜までこの騒音の中で暮らすのは無理、無理。
2泊だけ我慢します。


ダウンタウンのNBCビル


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世界遺産グアナファト

by miyuki
<今日はこんな日>
・グアナファトを散歩
・イダルゴ市場でランチ
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メキシコシティから世界遺産の町グアナファトに2泊3日で来ています。

それにしてもメキシコには世界遺産の町が多過ぎ。

オアハカ、プエブラ、メキシコシティ、グアナファト・・・。
通ってきたところ全部じゃん。

そして全てに共通するキーワード。

それは、「コロニアル」。
立派なカテドラルがあって、憩いの広場があって、
石畳の雰囲気のいい通りがあって、とやっぱり同じ。

こんなに同じような世界遺産の都市があったら、
世界遺産そのもの価値がなんだかよくわからなくなります。


さてグアナファト、小さな町なのに観光客がとても多いです。
町が小さいから余計に多く見えてしまうのかな。


旧市街にはトンネルのような地下道が張り巡らされていて、
町全体がおもしろい造りになっています。




かつて地下水路や銀の坑道として利用されていたものが現在は道路として利用されているそうです。




そして路地は迷路のように入り組んでいて迷路のよう。

ここは“口づけ小道”と呼ばれるところ。




家にいながら向かいの家と口づけが交わせるほど狭い路地が名前の由来です。
ただ狭いだけじゃん、なんて言っちゃいけません。
ロマンティック、ロマンティック。


イダルゴ市場はもともと駅舎だった建物を改装して使っているのだそう。
小さいけれど生鮮食品、日曜品、お土産が売られています。




それにしてもグアナファトのお土産のセンスって全然惹かれるものナシ!!!

これまでメキシコではどの町でもコレ!っていうものが見つかっていたのに、
グアナファトはまったく買い物が楽しめませんー。

気になっていたミイラ博物館も値段が高い割りに内容はさほど・・・と聞いて行かず。
そこらじゅうに売ってるミイラ飴も最初は期待していたけど、
よく見ると全然おいしそうに見えないので買うのやーめた!


これがミイラ飴


市場内の食堂には、海は近くないのにシーフードを扱う店が多かったです。
いつものランチより少し高い50ペソ(350円)のエビスープは超美味しかった


エビスープ絶品!


この時期、メキシコは雨季真っ只中。

グアナファトも雨が多いと聞いていたけれど、雲は多いものの今日は雨の心配はいらなそう。雨夫婦の私たちにしては珍しい。

晴れてるうちにこの町の風景を見ておかないと!と眺めのいいピピラの丘まではケーブルカーで上がります。これってバルパライソのアセンソールと同じものですね。(2010年3月22日の日記
歩いても15分くらいで上がれます。




ピピラの丘にそびえるグアナファトのシンボルは巨大なピピラ像


強そうなピピラさん


丘にあがるといい匂いが充満していました。
日本と同じように観光地には屋台がつきもの。

さぁて景色を見る前に、小腹を満たしておきますか。

グァナファト名物なのか、ちょっと変わったタコスが。




花びらをのせてるけど、花の香りがするわけではないですよ。
食感的には花びらというよりレタスをのせたタコスみたい。


グアナファトの景色を見ながらタコスを食す。
建物の形や色に統一感はないけれど、きれいな景色です。
今までにこういう景色は何度も見ているのでめちゃくちゃ感動するほどではなかったけれども。




夜になれば、グァナファト名物“マリアッチ”という音楽隊が演奏しながら町を歩きます。

滞在している宿からも、路地裏の広場での演奏と歌声が毎晩聴こえてきて、
雰囲気がとてもいいですよ。


ピピラの丘からの夜景



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迫力ある空中戦、ルチャ・リブレ

by miyuki
<今日はこんな日>
・シウダデラ市場で買い物
・アレナメヒコでルチャ観戦
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ボクシングやプロレスの盛んなメキシコには、日本からも若手プロレスラーやボクサーがよく武者修行しにやってきます。
あの亀田兄弟もメキシコの日本人宿に泊まって修行していたらしいですよ。

メキシコプロレス、通称“ルチャ・リブレ”はメキシコシティ観光で欠かせないものの一つ。

週3回2ヵ所で開催されるのですが、半年前のメキシコシティ滞在時は、クリスマスで年度内の興行が終わっていたので見れずじまい。

南米の旅を終えてメキシコに戻ってきた時の楽しみにとっておいたのでした。


金曜日はアレナメヒコで開催!


ルチャ観戦と同じくらい楽しみにしていたのがルチャグッズ

中でもルチャマスクはメキシコ土産に人気があります。
多様多種のカラフルなデザインでかわいいけど、使い道に困るので私は買わず。
その代わりにTシャツを購入しました。




試合開始20時半きっかり開始!

メイン試合に近づくにつれ客席がどんどん埋まっていきます。
本日の試合は全6試合ですが、日本人も2名参戦するというから余計に楽しみです!


ちなみに夫はけっこうプロレス好きで、実は、7年前の私たちの初デートは新日本プロレス@闘強童夢だったんですよ(笑)


席はピンキリで最安が25ペソ(175円)ですが、なるべくいい席で見たかったのでリング正面の2階席70ペソ(490円)の席で。
日本と違うのは男性ばかりではなく小さい子供を連れた家族連れが多いということ。
小さい子もマスクつけてがんばって応援してましたよー。


日本のプロレスって、タヌキみたいなだらしない体のレスラーが多いけど、
メキシコ人は体が大きくて締まっててかっこいい。


登場選手のほとんどが覆面レスラーなので、3人vs3人の試合で全員がマスクかぶっていると誰と誰が味方なのか全然わからずぐっちゃぐちゃ。
でも観客はみんな大盛り上がり。

あと、裸にならず、全身コスチュームで戦うレスラーが多いので、
体と体がぶつかる音が鈍くて会場に響かないのが残念なところ。

それでも、ルチャならではのアクロバティックな技の応酬で、
観客を飽きさせず誰でも楽しめるプロレスでした。


会場内へのカメラの持ち込みができないので、試合中の写真は撮れませんでしたが、
最初から最後までとても盛り上がっていました。


楽しみにしていた日本人レスラーは悪玉での登場。

ブーイングを受けながら人気おかまレスラーと対戦し、
お約束の急所いじり&いじられ、そしてキス攻撃を受けたりと
会場を大いに沸かせていました。


そして、男性陣のお楽しみはラウンドガールならぬルチャガールの存在。

試合と試合の合間、スタイル抜群のかわいいお姉さんたちが
セクシーな衣装で出てきて腰をくねらせます。
そのたびに男性陣の目の色が変わり、歓声をあげては双眼鏡を取り合っていました。


あっという間の2時間半、プロレスのわからない私でも、最後まで十分楽しめました。

日本でもプロレス観に行こうかしら、7年振りに・・・。





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美術館→動物園→博物館

by miyuki
<今日はこんな日>
・チャプルテペック公園を堪能
・ゴリラに見つめられる美由紀。
・人類学博物館でユウくんと偶然再会
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今日は美術館、動物園、博物館を一気に観光しました!
全てチャプルテペック公園内にあるので効率的です。

まず最初に向かったのは近代美術館
ここにはフリーダ・カーロの「2人のフリーダ」があります。
心配していたヨーロッパ遠征も、こちらは大丈夫でした。


昨日フリーダ・カーロ美術館で見た作品よりも遥かに大きく、迫力が感じられます。
フリーダの作品は自画像が多くて、写真を見ると本物そっくり。
眉毛が繋がっていて、女性なのにヒゲがあるところまで忠実に描かれています。


「2人のフリーダ」(1939年)


フリーダの作品は胎児とか血が描かれているものが多くて、「生と死」を連想させます。

この「2人のフリーダ」は手を取り合って血管と心で2人は繋がっているのですが、
よーく見ると青い服のフリーダの手の中には夫のディエゴ・リベラが描かれていて、
白い服のフリーダは血管がハサミで切られ、心臓が干からびています。
ディエゴ・リベラとの離婚がこの絵の背景にあるとも言われています。


美術館をあとにして、次は動物園へ。
ここの入場料はなんと無料!

そのわりにはちゃんとした動物園で、フードコートにはマクドナルドやドミノピザ、タコスのTacoInnなど大手チェーン店が入っていてビックリ。
しっかりテナント料をもらってるからタダで運営していけるんだね。

でも、タダにも限界があるようです。
動物の名前が書いてあっても動物がいない檻が多かったり、
ガラスが反射しすぎて檻の中が見えなかったりと、
不十分なところも多々ありました。


しかも、一番見たかったパンダの檻が一番見づらかった!見てコレ。


反射した自分の姿が一番よく見えます。


ガラスが反射しすぎる上に、磨かれてなくて余計見えないから、
パンダの存在自体に気づいてない人も多いかもしれません。

動物園のガラスって今まで気にしたことなかったけれど、
こんなに見えづらいガラスを使っている動物園ってそうそうないと思う。

どうやらこの時はたまたま檻の中の電気が消されていたので余計に見えなかったみたい。パンダがもっとこちらに寄ってくれれば見えるかもしれないけど。


オランウータンもすごーーく大きくて、ガラス越しに見えるものの
またしても残念なガラスのせいでこのとおり。




「まぁ、タダだから文句言えないかー。」

と、何度もこのセリフを口にしました。


一生懸命お食事中の5人組ビーバーちゃん。
懸命にとうもろこしを食べてる姿がとてもかわいい。




鳥コーナーはかなり満足しました。
南米のカラフルな鳥や珍しい鳥が多くて、距離が近いのが嬉しい。




大好きなトゥカンも超至近距離。
パパイヤでクチバシがベトベトです。




動物園を観終え14時。
まだまだ今日は歩くのです。続いて国立人類学博物館へ。




1階の古代文明コーナーは展示が多く見応えがあるのですが、とにかく広い!
正直だいぶお腹いっぱいになります。

 
手足が短いユニークな土器が多い



デュエット?スケート?



お風呂でしょうか


2階はメキシコ各地の民族紹介。




2階にあがった時点でもう足はパンパン。
今日は本当に歩いた。最後の力を振り絞っての見学です。

私は断然土器より民族衣装に興味があるので、先に2階を見て周ればよかったと後悔。
ビーズで作られた可愛いウイピルが飾られていたのですが、こんなウイピル着てる人、まだいるのかなぁー。




この博物館では偶然にも中東友達のユウくんと実に8ヶ月ぶりに再会。
ハードな一日もこの嬉しい再会のおかげで疲れが癒されました。




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まさかの欧州遠征・・・

by miyuki
今日はこんな日>
・ドローレス・オルメド・パティニョ美術館
・フリーダ・カーロの作品が・・・。
・フリーダ・カーロ博物館
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半年前のメキシコシティ滞在で壁画作家ディエゴ・リベラの壁画を見て以来、すっかり彼のファンになった私たち。(2009年12月27日の日記

まだ見ていないリベラの作品やリベラの奥さんのフリーダ・カーロの作品もぜひ見ておきたくて、今日は美術館をハシゴしました。

まず向かったのはドローレス・オルメド・パティニョ美術館
ドローレスという大富豪のおばちゃんの豪邸を改造した美術館に、ドローレス夫人のコレクションが展示されています。




広い庭には孔雀がいっぱい。




ディエゴ・リベラの作品が多く展示されていて、ドローレス夫人を描いた作品もあります。
壁画以外にも様々な分野の作品を残しており、リベラの才能の豊かさを実感しました。


リベラさん


警備が過剰でちょっと窮屈な感じもしましたが、リベラの作品がたくさんあるのでファンはぜひ。


家の中をくるくる周って、すべての作品を見終わったとき。

「あれ??ここってフリーダ・カーロの作品も30点くらいあるはずだよね?」

とフリーダ作品を見ていないことに気付いた私たち。


係りの人に聞いてみると、衝撃の事実が発覚!


「フリーダの作品は今、ヨーロッパに行ってますよ」


えぇー!?なんですってー??

ヨーロッパで展覧会か何かやってるの?

それなら先に言ってよぉー!

この美術館、高かったのにっ!
あーあ、ここは作品が多いから一番楽しみにしてたのに、残念・・・。

帰りがけ、チケット売り場をもう一度覗くと、そのことについての注意書きがスペイン語で地味に書かれていました。
なんとフリーダ作品が戻ってくるのは2011年の年明けからだそう。
仕方なく一番見たかったフリーダの2作品のハガキを購入しました。


「乳母と私、あるいは、乳を吸う私」(1937年)


ここの作品がヨーロッパに行ってるなら、フリーダ・カーロ博物館にあるはずの作品も今はないのかしら。無駄足にならないよう、念のためドローレス博物館の人に確認すると、こっちは欧州遠征してなさそうだ。




こじんまりしているけど、入場者は多くて、遠足なのか小学生の団体も見学に来ていました。
みんなお揃いのジャージを着ていて、なぜか胸元にはフリーダ・カーロのワッペンが。
フリーダ・カーロにちなんだ学校でもあるのかな。

子供たちと一緒にフリーダのDVD上映を見ました。




ここでは、見たかったフリーダ最期の作品「わたしの家族」「スイカ」を間近で見て感動!


「スイカ"生命万歳"」(1954年)


ニューヨークのMOMAで、モヤァ〜とした絵(2009年11月13日の日記)をみても感動できなかった私たちが、ディエゴ・リベラとフリーダ・カーロ夫妻の作品にはすごく魅力を感じてしまうのです。

この夫婦の作品は人物像が特に好きです。
絵がかわいくておもしろいんですよね。




ふぅー。ここの作品はヨーロッパに行ってなくてよかった。
美術館をハシゴなんて、以前の私たちじゃ考えられないな。

ヨーロッパの次はぜひ日本に来てちょうだいッ!!



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チーズとタイル

by miyuki
<今日はこんな日>
・今日も焼き物を物色
・プエブラ→メキシコシティへ
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焼き物の有名なプエブラの街中には、タイルが壁面に張られた美しい建物がたくさんあります。
タイルのデザインもかわいくて、とてもメルヘンチックです。







レンガ色×タイルでやさしい雰囲気を醸し出している古い建物。
タイル装飾の家に住むのもいいかも。




街中の花壇はタラベラ焼きのデザインを意識したデザインです。




散歩中においしい食堂を見つけました!

メキシコ料理ってタコスばかりじゃないんですよ〜!

チーズをふんだんに使った料理がいろいろあるのですが、
この食堂のペチューガ・レジェーナが絶品!




豚肉とオアハカチーズを揚げたハムチーズカツのようなものなんですが、
見てください!このトロ〜リチーズ!!




いざ食べようと口に運ぶと、チーズがビロ〜ン。
チーズ大好きでよかった〜と心から思うのでした。


メキシコもペルーのようにコース料理の店が多くて、この店はスープとご飯かパスタがついて32ペソ(230円)。
値段もお手軽でおいしい料理がいっぱいのメキシコ、最高です!!




とってもおいしいのでプエブラに行ったら是非。おすすめな食堂です!
地元の人にも人気で昼過ぎには狭い店内はメキシコ人でいっぱいです。

「MI PEQUENO RESTAURANT」

場所はエルパリアン市場近くのMeximino Avila Camacho通りをソカロ方面に歩いて行く途中にありますよ。



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こんなに持って帰れるかな

by miyuki
<今日はこんな日>
・オアハカ→プエブラへ移動
・タラベラ焼き工房巡り
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オアハカからバスで5時間、陶器で有名な世界遺産の町プエブラにやってきました。
ここにやって来た目的は、もちろんタラベラ焼きです!

陶器にはそれほど興味はなかったけれど、事前にタラベラ焼きについてネットで下調べ。

タラベラ焼きの虜になっている方も多くて、いろいろな方のブログを読んでいるうちに、
ブログに載せてるみなさんのコレクションがとっても素敵で!

自分の目でタラベラ焼きを見てみたくてプエブラ行きを決めました。

 


タラベラ焼きにはメキシコらしいカラフルなものと、青と白のシックなものがあります。
どれもこれも素敵で夫とたくさんの店を何度も物色。

どれにしようか考える時間は、とても楽しいものとなりました。
もう家中の食器をすべてタラベラ焼きで揃えたーい!




ちょうど帰国後に私たちの友人が結婚式を挙げるので、素敵な結婚祝いもゲット!
喜んでくれるといいなぁ〜♪




帰国間際とはいえ、バックパッカーとは思えないほどの荷物の量です。
陶器は重いし送るにも割れてしまうので、旅の途中なら買わずに我慢していたことでしょう。

やっぱり旅の最後は中米にしてよかった、よかった。


選抜された漬物皿たち。どれにしようかな・・・


手巻き寿司用の大皿セット、ミニ植木鉢、友人への結婚祝い、丼ぶり2つ、漬物皿など。
今までの荷物にさらにこの陶器たちが加わるかと思うと恐ろしいほど重いのですが、
日本までガッツで持って帰りますよ。



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メキシコ焼肉はカリッカリ

by miyuki
<今日はこんな日>
・トラコルーラのティアンギス
・オアハカのアバストス市場をぶらつく
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ティアンギスと呼ばれる市がオアハカ近郊の村では毎日のように開催されています。
ばっちりタコスで腹ごしらえして、日曜日の今日はトラコルーラのティアンギスへ。


8つで10ペソ(70円)


グアテマラに比べて歩道が広くて回りやすい市です。
年齢に関わらず、たくさんの女性が花や鳥の刺繍入りエプロンをしていて、
なんだかとってもラブリー。




腰が曲がったおばあちゃんも、小さい女の子も同じ格好。
このエプロン、かわいくて購入を考えたけどグアテマラですでにエプロンを購入していたので断念。

エプロン屋さんも品揃えが充実していましたよ。


前も後も刺繍が入っていてとってもラブリー


売っているもので真新しいものはあまりないけど、ラブリーな格好の女性たちがいっぱいいるので新鮮です。


これで粉を挽くのか、トルティージャを作るのかな。


こんなハチミツも売っています。
よーーーく見るとわかるのですが。


よーーーく見てごらん


蜂入りのハチミツです。
大きな箱の中には大量のハチミツが入っていて蜂がブンブン飛んでいます。
そこから小分けにして売られているのですが、別に蜂を入れる必要ないんでないかい??


おばあちゃんは裸足でお買い物中


ランチはメキシコ流の焼肉にしてみました。
この手の焼肉はオアハカ近郊の市ではよく見られます。


市場内は煙がモクモク


ずらりと並ぶお肉屋さんで、お肉やソーセージを注文します。
私たちはブタ2種類とチョリソをセレクト。

これを店の前に置かれた共同の炭焼き網で焼くスタイルです。




野菜も一緒に焼きたければ、すぐ近くでスタンバッてる野菜屋のおばちゃんから買えますが、売ってるものはどのおばちゃんもなぜか、アボカドとネギとチリだけ。

ピーマンとかナスとかジャガイモ焼いたらもっとおいしいのにさ。




地元の奥様方にも大人気で、おしゃべりしながら焼いています。
私たちの肉は肉屋のおばちゃんが焼いてくれました。




どこからともなくトルティーヤ屋のおばちゃんがやってくるので、
おばちゃんを捕まえてトルティーヤをゲット。
これで準備OK!とても簡単です。


天気がいいので、青空の下でいただきました。
タイミングのいいところで、今度は袋ジュース屋のおばちゃんが現れるんですよね。




みんながそれぞれ見事に分業していて面白いですね。
こういうのが市の見所でもあります。


肝心のお肉ですが、メキシコ人って両面カリッカリに焼くので
香ばしい肉せんべいを食べてるような感じでした(笑)

すべておばちゃんに任せてしまったのがいけなかったわ。
やっぱり自分で焼くべきだったー。

あ、味はとてもおいしかったですよ。
ビールが欲しくなりました。



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超かわいいウイピル

by miyuki
<今日はこんな日>
・サンアントニーノ村へお使い
・オアハカのアバストス市場は超巨大
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数年前にFIGAROという雑誌のメキシコ特集で見た超かわいいウイピル。
刺繍がとても細かく彩り豊かで一目惚れ

雑誌に掲載されている値段を見ても、ちょっとお高めだったのですが、
いつかメキシコを訪れた時に行ってみたいな〜と思っていたのが、
オアハカ近郊のサンアントニーノ村のお店でした。




じゃぶじゃぶお金使っていた独身OL時代にメキシコを訪れていたら絶対買っていたけど、今はお財布が一つ。

当初の予定より旅も長引いて、懐にスキマ風がピューピュー吹いている状態では私は買えませんが、妹にお使いを頼まれたので、あの憧れのウイピルを売る店に行ってきました。


バスで40分、サンアントニーノに到着。

サンアントニーノはやはり手の込んだ刺繍の入ったウイピルが有名のようですね。
町に貼られたポスターを見れば一目瞭然。


町のおばさま方はみなさん素敵なウイピルを着てらっしゃる。


とは言え、このような服を売っているお店が全然見当たりません。
住所を頼りにそこら辺のおじちゃんに道を聞いてみても・・・。

あらら、それらしきお店がない。
もうお店がなくなってしまったのかしら。

と、1軒の文房具屋さんのショーウインドーに、なぜか素敵なウイピルが飾られているのを発見しました。




ここがあのお店?まさか。

扉を開けると店の中は、やっぱり薄暗い文房具屋。

やっぱりこの店は関係ないか、と思いつつも、念のためにと飾ってあるウイピルについて尋ねると、なんとこのお店の取り扱っているものだという。


雑誌に載っていたマリアさんが現れて確信したものの、写真にはスタッフらしき4人の女性がかわいいウイピルを着て写っていたので、勝手にオシャレなショップをイメージしていました。
まさかこんな文房具屋だったとは・・・。

FIGAROさん、紛らわしいよー。


ウイピルを見に来たと言うと、奥から色々とウイピルを引っ張り出してきました。
間近で見るマリアさんの作品に感動!!!




そこらのお土産屋さんで売られているものとは大違い。
花びらは複数の色で表現されていて、手縫いなのに刺繍が繊細で密度も濃い。




しいていえば、もうちょっと触り心地のいい布で作られていればもっといいのに。
白衣のような生地がちょっと気になるけど、それでも十分素敵です。

妹とは体のサイズがほぼ同じなので私が試着すればOKなのですが、
一度袖を通すと欲しくなる、欲しくなる欲しくなる・・・。




しかし、ここはぐっとコラえて妹から頼まれたウイピルを1着だけ購入。
それにしてもかわいい〜

私は別の店で買った10分の1以上安いもので我慢です。
それでも十分かわいいのだ。日本に帰ったら着るのが楽しみです。


                             ★★★★★


オアハカに戻って庶民の台所アバストス市場へ行きました。

ここは巨大すぎて同じ場所に戻ってくるのは至難の業。
あまりに広いのでどこをどう歩いていいのかわからなくなります。
特に土曜日はお客さんの入りが多くて凄い活気。
人が多すぎて写真はほとんど撮れませんでした。

こんな市が日本にもあればいいんですけどねー。
市なんてどこの国にもあるんですが、日本じゃ全部大型スーパーに取って代わられて、
なんだか味気ないですもんね。


さて、これ何でしょう??



バレーボールがご丁寧に並べられて売られているのではありませんよ。


実はこれ、オアハカ名物オアハカチーズなんです。
ぐるぐる包帯のように巻かれてバレーボール状になっているのですが、
このチーズがまた激ウマでね。

メキシコ料理って辛いだけじゃないんですよ!
おいしいチーズと共にいただくメニューが多くて、チーズ好きにはたまりません!




こちらがオアハカチーズを使った名物のトラユーダスです。




自分の顔より大きなパリパリ生地のトルティージャを軽く火に炙り、
レタス、トマト、裂いたオアハカチーズを散らして最後に牛肉をのせた、
とっても贅沢な“オアハカ風ピザ”

大きなトラユーダスを豪快にガブリと噛みついて食べると、
これがまた美味いのなんのって♪


ガブリッ


一緒に出された赤いゴマダレがまた焼肉のタレそっくりで相性バッチリ。





大した買い物はしなかったのですが、この日は広い市場内をくるくる歩き回りました。

そして翌朝、自分のバッグがこんなことになっていることに気づきビックリ。


ざっくり!

ボリビアで買った、インディヘナのおばちゃんがよく持ってるお買い物バッグ。
丈夫なバッグだというのに、ざっくりと刃物で切られたような跡がありました。

いつの間にやられたんだろう!?
バッグの中には地球の歩き方とマンゴーしか入ってなかったから何も盗られずに済んだけど、気分が悪いぞ!

私、自分で言うのもなんですが、ボケーっとしてるようで貴重品管理にはかなり敏感なんですよ。だから「コイツ怪しい!」っていう人が近くに来るとすぐ避けるし、今日もそうだったんです。

それなのにやられてるなんてー。ショック。
自分がふがいないや。怪しいのはあのじじ&ばばに違いない。

悔しー!!!

市場の人混み、なめちゃいけませんね。
帰国まで何も盗られませんように。


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オアハカ名物チョコレート料理

by miyuki
<今日はこんな日>
・早朝、オアハカ到着
・20 Noviembre市場でランチ
・教会、博物館のエリアはおしゃれ
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夜行バスで一晩、サンクリからオアハカにやってきました。
オアハカはオアハカチーズとチョコレートの有名な町です。

オアハカで食べてみたかったものは、モレというチョコレート料理
チョコレートの料理ってどうなの?甘くないらしいけど、おいしいのかなぁ!?
食べたことがある人にモレの感想を聞くと、「うーん。まぁ、1回は食べてみたら」と、
みんなの反響はどうもイマイチなのよね。

早速、市場の食堂に行って初モレに挑戦です!
チョコレートの料理だけあって、真っ黒!!


チキンのモレ


モレには油が多く入ってるようで、黒いチョコレートの隙間にオレンジ色の油が見えます。
なんだかインドカレーみたいだ。

メキシコ料理に欠かせないトルティーヤとともにいただきます。
トルティーヤはとうもろこしの粉でできた薄いクレープのようなもの。
モレをつけながら食べていると、なんだかインドカレーにナンをつけて食べているような気がしてくる。

お味のほうは、チョコレートなのに全然甘くない。
スパイスが効いていてほどよく辛く、そしてほろ苦い。
この苦味がカカオの味なのかな。

もちろんインドカレーの味とは全然違いますよ。
うーん。全く初めての味なので説明するのが難しいですねー。


市場で売られているモレ


お腹空いていたからか、想像していたよりは美味しくいただけました。
オアハカにいる間に、もう一軒別の店で食べくらべしてみようかな。


オアハカ文化博物館のヒスイのガイコツ


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