順風満帆の生活を送っていた新婚夫婦が突然のドロップアウト!より良い人生を求めて2007年10月16日から世界一周旅行中!

超高級マックの落とし穴

by miyuki
<今日はこんな日>
・グレートシナゴーグ
・マリア永眠教会&ダビデの墓
・聖墳墓教会&嘆きの壁
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ご当地マックを食べるのは私たちの旅の楽しみの一つ。
トルコ以来の久しぶりのマックはイスラエル。
日本と比べてもかなり高いとは聞いていますが、真相やいかに。

エルサレムのマクドナルドでメニューを見ると・・・。
うぅぅ、全部ヘブライ語・・・。



どこの国のマクドナルドだって、英語表記なかったっけ?
イスラエルはアメリカと仲良しなんだから、ここにも英語表記あってもいいものだけど。

注文できず困っていると、隅っこに写真なしの小さな英語メニューが貼ってありました。
わかりづらいし。なんて外国人に不親切なマクドナルドなんでしょう。




そして驚いたことに、ビッグマックセットがなんと約1000円。

高い!

でも、ご当地マックのためには多少の出費も厭わない私たち。

そして注文したハンバーガーをパクリ。

「うーん。なんかもの足りないんだよね〜」と言いながらビッグマックを食べる夫。

あらあらどうして、ビッグマックのくせにチーズが一枚も挟まってないではありませんか。

確かに、上のメニュー写真にもチーズが挟まっているバーガーがひとつもない!


よく考えると、ユダヤ教のこんな戒律があるのを思い出した・・・。

それは、

「肉と乳製品を一緒に食べないこと」

つまり、イスラエルのマクドナルドではチーズを挟んだハンバーガーなんてご法度なのです!
だからビッグマックも薄い肉とレタスとパンだけという、なんとも寂しいハンバーガーになってしまうのよね。
日本の倍近い金額出してもチーズが入ってないなんて、とても損した気分。

逆に、イスラエルのピザには、サラミやベーコンはのっていません。

まさかこんな形でイスラエルらしさを感じられるとは思いもよりませんでした。
マクドナルドひとつとっても宗教と食習慣の密接な関係が見えて面白いですね。


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パレスチナの巨大分離壁

by shingo
<今日はこんな日>
・ベツレヘム 生誕教会&分離壁
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パレスチナ自治区。

そんな、日本でもよく耳にするこのエリアには、以外にも簡単に行くことができました。

ベツレヘムはエルサレムから直通バスで40分、イエス・キリストが生まれたとされる生誕教会があるため、エルサレムに来た観光客の多くが合わせて訪れる人気観光スポットです。

でも僕たちが訪れた目的はむしろ、イスラエルとパレスチナ自治区とを分断する分離壁を見に行くことでした。





さて、壁の内側(パレスチナ側)は、まるでキャンバス。
各国の言葉でメッセージが添えられた大きな絵が所狭しと描かれています。




壁の外側(イスラエル側)には何の落書きもなく、かえって不気味。
まるで大勢の妖怪ぬりかべの大行列のようです。




イスラエル政府がパレスチナ人過激派勢力による自爆テロ防止という名目で2002年より建設を開始したこの分離壁。
すでに全長は400kmに達し、さらに300kmを建設する予定だとか。
高さ7,8メートルはあるかというこの壁、それはまるで刑務所の塀。




壁の上には有刺鉄線が張り巡らされ、監視カメラや監視塔も設置されています。
壁の“向こう側”へ抜けるためには検問所で厳しいセキュリティチェックを受けなければならず、そこらの入国審査と変わりません。



しかも、自治区との境界線に沿って壁を建設するのではなく、イスラエルは自治区内を分断するように、壁を次々と立てていったんですね。

すると、そこで暮らしていたパレスチナ人の生活は急変、めちゃくちゃ。

自分の土地のど真ん中を壁で分断されてしまった人、オリーブ農園を分断され収穫の激減を余儀なくされた人、学校が壁の向かう側になってしまった人、昨日までの隣人が壁の向こうになり簡単に会えなくなった人・・・。

パレスチナ人の生活そのものの破壊、これこそがイスラエルによる壁建設の真の目的だとも言われています。

この動きは国連決議でも非難されていますが、変化の兆しはないようです。

なぜイスラエルはこんなことをするのでしょう。
それほど、パレスチナ人のこれまでの行いを憎んでいるということでしょうか。

ヒズボラやハマスといったイスラエルに好戦的な組織が、テロを通して幾つもの悲劇を生んだことは間違いありません。
しかし、壁の建設によってパレスチナ人の心に新たな憎悪の種を植えつける必要があるのでしょうか。

どちらが悪い、どちらが良い、どうするべきだなんて簡単に言及できないのですが、ユダヤ人の重い歴史がこの行動に作用していることは確かなのだと思います。


なるほど"MADE IN USA" の 壁 だそうです。


ちなみに、某有名ガイドブック「地○の歩き方」はこの巨大建造物の存在に全く触れず、地図にも載せていません。
エルサレムで会った多くの旅人が、ベツレヘムに行ったのに壁に辿り着けなかったとボヤいていました。

何の圧力もかかってないなら、直ちに載せるべきだと思うのですが。




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潜入!正統派ユダヤ教徒の町

by miyuki
<今日はこんな日>
・市場で買い物
・イスラエルで初マック
・正統派ユダヤ人街メーアシェアリムを散歩
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正統なユダヤ教徒が多く住む「メーアシェアリム」というエリアは、
まるで別の時代にタイムスリップしたかのようでした。



独特なファッションの正統派ユダヤ教徒ばかりなので、
洋服を着ている私たちがなんか変な格好をしているような?
男性のシンボル、もみあげのない髪形をしている夫って、やっぱり変な髪形かも。

とさえ、思えてきてしまいます。



しかも、正統派ユダヤ教徒のおじさま方は、大きく高級そうな帽子を被り、
長い髭を生やして、卒業式か結婚式のようなモーニングみたいな格好をしているので中世ヨーロッパ時代に迷い込んだみたいでした。

スクランブル交差点では、信号が青に変わった瞬間、正統派のみなさんが四方八方から行き交う様に圧巻。
信号が青に変わっても、渡らずにずっと見入ってしまったくらい。

ただの交差点でこんなに興奮できるのもエルサレムならではないでしょうか。


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不思議な不思議なユダヤ教

by miyuki
<今日はこんな日>
・城壁巡り(ヤッフォ門〜ライオン門)
・嘆きの壁で初ユダヤ教徒
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私たちがイスラエルを訪れた理由の一つは、正統派のユダヤ教徒が一度に見られるところはここだけと思ったから。
まず彼らの服装がとてもユニーク。

大きな帽子やキッパと呼ばれるコースターのような浅い帽子をかぶって、全身黒スーツ。
腰からピロ〜ンと白い紐がたれてて、何と言ってももみあげがクル〜ンと巻いてるのがポイント。


        

若い青年なんて、ハリーポッターのように眼鏡をかけていて美白肌の子が多いんです。
喧嘩をしたらソッコー負けそうに見えるのは私だけでしょうか?

 


子供もいっちょ前に同じようにもみあげがクル〜ンとしててかわいい。
それにしてもどうしてこのファッションに辿りついたのか謎です・・・。


ユダヤ教徒の聖地が「嘆きの壁」



この高さ21メートルの壁に向かってバイブルを手にお祈りをします。

















お祈りの仕方も独特で、後ろから見ると壁に向かって泣いているようにも見えるんですが、近くで見ると、前後や左右に激しく揺れながら祈ってるのです。

初めて見たときは衝撃で、衝撃で。



何をそれほど一心不乱に祈っているのでしょう。

何かにとり憑かれたか、はたまたトランス状態かってくらい激しく祈る姿は私にはとても不思議にも映るけど、これが彼らの信仰のスタイル。

日本の僧侶が険しい顔で滝に打たれながらお経を唱えるのと、そう変わらないのかしら。

ユダヤ教徒のこのような姿が見られるのもここエルサレムだけですから、
やっぱりイスラエルに来てよかったと思います。

そして、家族連れの微笑ましい姿をよく目にしました。

ユダヤ教徒は子沢山のようで、みな子供を3〜4人は連れています。
そしてベビーカーを押すのはお父さんの役目のようです。



家族全員で嘆きの壁でお祈りをして、ショッピングや食事を楽しむのがユダヤ教徒のよくある休日の過ごし方なのかもしれません。





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あの結婚式で良かったんだろうか・・・

by miyuki
<今日はこんな日>
・聖墳墓教会
・賛美歌を歌いながら涙を流すキリスト教徒
・身震いするほど敬虔なキリスト教徒が多い
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イスラエルにやってきました。
首都エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地があるとても重要な場所。

イスラエルというとパレスチナ問題やらテロなど、聞こえてくるのは悪いニュースばかり。
それでも旅人の間では、この国は興味深くて面白いらしい。

エルサレムの旧市街の中に、イエス・キリストがゴルゴダの丘で磔刑される際、十字架を背負いながら歩いた全長1kmの道、ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)があります。

第1留から第14留まで続くヴィア・ドロローサを、1留ごとにそこで起こったことを黙想しながら辿って行きます。欧米からのキリスト教徒のツアー客が修道士とともに歩いて、時折賛美歌を歌ったりしていました。


イエスが歩いた道を辿る欧米人グループ


そして、罪人の汚名を着せられ重い十字架を背負わされたイエスを想い、涙を流しながら参加する敬謙なキリスト教徒もいました。


第3留・十字架の重みに耐えられずつまずいた場所


イエスが磔刑となったゴルゴダの丘の跡地に建てられた聖墳墓教会。
ここはキリスト教最大の巡礼地です。

この中にあるギリシア正教会の祭壇(第12留)。
この場所でイエスの十字架が建てられ、息を引き取ったとされています。


お祈りをするため、長蛇の列をなしている


また、聖堂入口すぐのところにある赤い大理石では、多くの人が額やハンカチなど様々なものをこすりつけてお祈りしています。

ここは、息を引き取り十字架から降ろされたイエスが香油を塗られた場所です。


本当にいい香りがする


そしてこちらがイエスのお墓。(第14留)
観光客は自分の持つイエスグッズをバッグから取り出し、それを握り締めてお祈りをしていました。
キリスト教徒があんなに熱心にお祈りをするところを見たのは初めてだったので正直驚きました。


イエスのお墓


ウェディングドレスが着たい、そんな簡単な理由で結婚式を教会であげた私たち。
神父さんに「誓いますか」と聞かれたので、マニュアル通り「誓います」と答えた私たち。
もちろん誓った相手はイエス・キリスト・・・。

私たちキリスト教徒じゃないのに何も考えず、言われるがままに誓っていた。
これって、どうなんだろう!?
今さらながら、何か間違ったことをしてしまったんじゃないかと振り返ってしまう。

日本人はそこまで信心深くないだろうけど、仏教徒が多いんだと思う。
なのに結婚式は教会や神社であげる人が多い。
そういや仏教徒の結婚式って呼ばれたことないな。どんなんだろう。

私も神様は信じるけど、私にとっての神様は仏様ではないと思っています。
かといって、神前式の結婚式をすべきだったのか??
もっと早くイスラエルに来ていたら、ちゃんと考えて結婚式をあげていたかもしれません。


教会の柱には十字架がたくさん刻まれている



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