順風満帆の生活を送っていた新婚夫婦が突然のドロップアウト!より良い人生を求めて2007年10月16日から世界一周旅行中!

銃を持つ子供たち

by miyuki
<今日はこんな日>
・ミナ(港)まで歩く
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ブシャーレからトリポリまで戻ってきました。

今、中東の子供たちにはエアガンが流行っているらしく、そこらじゅうにBB弾が落ちてます。
特にレバノンの子供が持つエアガンは兵隊が持つような長い銃なので、おもちゃとわかっていても怖いし、子供の遊びが「戦争ごっこ」というのは見ていて切ない気持ちになります。



レバノンは1975年から15年間イスラム教徒とキリスト教徒の間で内戦があったり、つい3年前の2006年にはイスラエルとの衝突で空爆を落とされてたくさんの命がなくなっているので、子供たちは戦争の場面をはっきり覚えているんでしょうね。

トリポリも少なからず被害を受けているようで、宿の窓から何気なく外を見ると壁に銃弾のあとがありました。トリポリの町を見ているととても平和そうに思えて、銃声が響き渡るような争いをしていたのかというのが信じられません。



朝からカフェで優雅にコーヒーを飲み、シーシャ(水たばこ)を吸うおじさま方。
ゆっくり朝が迎えられる喜びを感じているのでしょうか。




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レバノンといえば・・・

by miyuki
<今日はこんな日>
・レバノン杉保護区へ
・保護区内の教会で雨宿り
・ブシャーレを発ち、トリポリへ
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ブシャーレからさらに5kmほど上って標高2000m地点のレバノン杉の群生地へ。
国旗に書かれているほど、レバノン杉はレバノンのシンボルなのです。



どうやら簡単にヒッチができるという情報を聞いて歩き始めたものの、なかなか車が通ってくれない。
赤いりんごがたくさんなった木を横目に、ただひたすら歩く…。
タクシーで10分の距離でも、歩くと片道2時間かかるらしい。早く誰か拾ってくれないかなー。

次第に雨が降ってきて、歩き始めて45分経った頃ようやく1台の車が通りがかりレバノン杉まで乗せてくれました。ふぅー、よかった。



二人して花粉症持ちなのでスギ花粉を心配してたけど、レバノン杉は日本の杉とは程遠い種でマツ科の樹木だから目や鼻がむずむずすることもなく、リラックスして杉を眺めながら遊歩道を散歩できました。

葉が青々とついた木の中に1本枯れた木があって、じーっと眺めていると誰が作ったのか立体的な人間の姿が。



レバノン杉自体はたいそうなものではなかったけど、ここの見所はブシャーレからレバノン杉までの景色。
行きはヒッチで、帰りはゆっくり歩いて景色を見ながら帰るのもいいかもしれません。


教会がシンボルのブシャーレの町

でも帰りはトラックに乗せてもらいました。
手をあげなくても簡単にヒッチできるし、みなさん快く乗せてくれます。
レバノンの人のやさしいわ〜。

レバノン、来てよかった!!


4人だとギュウギュウなのに快く乗せてくれたおじちゃん



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レバノン杉の茂る谷へ

by miyuki
<今日はこんな日>
・ベイルートからカディーシャ渓谷へ
・教会が多く、違う国に来たみたい
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シリアを一度出国して、レバノンの首都ベイルートに来ています。
アラビア語表記しかないシリアとは違って、英語の表記があるからだいぶ助かります。
ベイルートは旅行者が多いわりに、安宿が少ないので昨晩は初のルーフトップドミトリーに宿泊。

ルーフトップって聞こえはいいけど、要するに屋根のない屋上での雑魚寝。
まぁ、布団にありつけただけマシなのかもしれないけど。
電気ないから夜は懐中電灯がないと何も見えないし、朝は日差しの強さで暑くて目が覚める…。
すぐそこに地中海が見えて立地はいいんだけど、ルーフドミはもう勘弁!


これで1人1泊$8(720円)


そもそもレバノンには、48時間滞在の無料トランジットビザで入国しようと思っていたのに、ダマスカスから入る国境では15日滞在可能の有料トランジットビザしかくれませんでした。
拝み倒してもだめ。いーじーわーるー!
イミグレのおっさんの対応も冷たく素っ気なくて、私たちのレバノン第一印象は超最悪でした。

そういうわけで、15日滞在可能のビザをもらってすぐに出るのはもったいないので予定を変更してカディーシャ渓谷まで足をのばすことに。

ベイルートからトリポリを経由して一気にブシャーレまで移動です。
それでも小さい国なのでセルビス(乗り合いタクシー)を乗り継いでもたった3時間半。

ブシャーレの町はクリスチャンが多く住んでいて、日常会話でフランス語を使っている人が多いので、「ボンジュール!」と挨拶を交わします。
顔もアラブっぽい顔の人は少なくて西洋の顔立ち。
フランス語圏に来たのが初めての私はとても新鮮でした。
フランスに行ったことはないけど、なんだかフランスの田舎町に来たようです。


夕日に染まるブシャーレの町



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