順風満帆の生活を送っていた新婚夫婦が突然のドロップアウト!より良い人生を求めて2007年10月16日から世界一周旅行中!

生々しい紛争の傷跡

by shingo
<今日はこんな日>
・クネイトラ訪問
・ダマスカス18:00発、ベイルート22:30着
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今日、ゴラン高原のクネイトラという町を訪れました。

『ゴラン高原』という地名は、知っていました。

最初に聞いたのは中学か高校の世界史の授業だったかな。
その後も、中東情勢が揺れるたびに新聞やテレビでこの地名を目にすることはありました。

イスラエルが中東戦争を経てシリアから占領したところ。

いずれにせよ"遠い国"の話でした。

でも旅をしていると、日本からは地理的、精神的に遠くても、その縁遠かった国々がまさに滞在先となり、それらがグッと身近に感じざるを得ないわけです。
実際、シリアに入って以降、イヤでも中東情勢を意識しない訳にはいかず、どこでも気軽に『イスラエルが・・・』などと口にするのもはばかられます。

そして今日訪れたクネイトラは、かつてイスラエルが襲撃した土地で、
現在は国連監視下で非武装地帯となっているところ。


町は完全に廃墟となっている・・・。


その襲撃の悲惨さを伝えるため、シリアはあえてこの町を修復せず、廃墟のまま残しています。
ツーリストにも公開されていて、ダマスカスから乗り合いバスで1時間ほどのところです。

現地ではガイドがイスラエルにより破壊された病院や、モスク、教会を案内してくれます。


いまや幽霊屋敷のような病院


ただ、ガイドは英語が得意ではないため、それらの詳しい説明はなく、背景の理解などは十分にできません。

しかし、ここで争いが起き、一般市民を含む多くの人々が犠牲になったことは、破壊尽くされた建物や、弾痕だらけの壁を見れば一目瞭然です。


どのように破壊されたのだろう。




どの病室の壁も天井も穴だらけ。


うまく言えませんが、この廃墟となった町を歩いていると、
戦争の空しさを感じ、戦争がもたらすものの意味を考えずにはいられませんでした。




でも日本から遠かろうとなんだろうと、自分はこの地に立って、それらの残骸を目にしている。
これは新聞やテレビや教科書だけの話ではなく、自分の生きているこの世界で実際に起こっている(起こった)事なんですよね。

他人ごとではないですね。


ほんと、考えさせられます。
よい体験ができました。


向こうに見える山はイスラエル



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スーク通いの日々

by miyuki
<今日はこんな日>
・クネイトラパーミット取得
・夜はスーク歩き
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ダマスカスではスーク通いが日課です。

昼は女性同士でショッピングを楽しんでいる姿が目立ちます。
夜はラマダン中だからか家族揃って食事をしたあと、ショッピングを楽しんだり、デートを楽しむカップルが多く、さながらお祭りのような賑わいです。




スークでピクルス屋を発見。



きゅうりやニンジン、キャベツに大根のピクルスが彩り豊かに並んでいます。
中東ではこんなピクルスがローストチキンに添えられていたり、サンドウィッチの中に入っていたりするんだけど、味もお漬物に似ていて、あったかいふっくらごはんが恋しくなります。



大きなシーシャ(水たばこ)のようなポットを担いだチャイ屋もいます。
カチャカチャ音を立てて芸をしながら、見事な手さばきでチャイを入れてくれます。




アイスクリーム屋もいっぱいあったけど、「BAKDASH」という店は混み具合が違う!
老若男女がここのアイスクリームに夢中で、まるでバーゲン会場のよう。
ピスタチオがまぶされているミルクアイスなんだけど、超おいしいうえに、大きいのがいい。



同じような店が数件あって、別の店でも食べてみたけどここのおいしさには敵わない。
またダマスカスに来ることがあったら絶対立ち寄りたい店の一つです。


歩き疲れたらアラブコーヒーを。
中東のコーヒーはフィルターを使わず、粉をたっぷり入れて苦いのが特徴。
シリアはそれにカルダモンが入っているので香りもいい。

普段はブラックで飲むけど、中東のコーヒーは砂糖なしでは飲めません。
飲み終わると粉がチョコレートのように沈殿しています。



コーヒーやチャイを飲みながら、シーシャを吸って、トランプやバックギャモンに夢中になっているおじさんたちを眺めては一息つく毎日。
中東ではカフェ通いも日課になりそうです。



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お祈りってなんだろう、ダマスカスにて。

by miyuki
<今日はこんな日>
・モザイクが素敵なウマイヤド・モスク
・夜のスークを散歩、祭りのようで楽しい
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シリアの首都ダマスカスにやってきました。
どこの国も旧市街を歩くのは楽しいもので、迷路のような路地をあてもなくくるくる散歩ばかりしています。

ウマイヤド・モスクは旧市街のシンボル的存在で、肌を露出する服を着ている人、体のラインが出る服を着ている女性はねずみ男のような衣装を借りないと中に入れません。

私ももちろんねずみ男になりました。






イスラムの国では1日5回お祈りの時間を知らせるアザーンがモスクのスピーカーから流れます。
モスクに行ってお祈りをする人、店先でお祈りをする人などさまざまです。

お祈りタイムには異教徒立ち入り禁止となる場合が多いけど、ここでは一斉のお祈りを初めて見させてもらうことができました。




私たちはお葬式やお盆とかの特別な時くらいしか仏壇に手を合わせないけど、
厳格なイスラム教徒は毎日1日5回聖地メッカに向かって祈りを捧げます。

どこにいても同じ時間に聖地メッカに向かってお祈りをしている、
これってすごいことだと思いませんか?

ここまでイスラム教が多くの国で普及し信仰している人が多いのは、
やはり彼らにとってアッラー(神)が偉大だからでしょうが、
そのアッラーに対する思いはどこから湧いてくるんだろう。

私は仏様に対してそういう強い思いはないからわからないけど、
もし自分がそういう気持ちを持っていたらもっと幸せに、
もっと人にやさしくなれたのかなぁ、なんて思いながら眺めていました。



誰一人無理矢理やってる人なんていないだろうし、心からアッラーを尊敬し崇拝している姿を見て、ただ素直に感動してしまいました。


お祈りが終われば談笑タイム


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ラクダは決して悪くない

by shingo
<今日はこんな日>
・9:30 パルミラ着
・パルミラ遺跡見物
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『パルミラ遺跡は、ヨルダンのペトラ、レバノンのバールベックと並ぶ中東三大遺跡で、紀元前1世紀末から紀元後3世紀頃まで、シルクロードの隊商都市として栄えた。』

ふむふむ、 2人とも世界史や遺跡には疎いけど、とにかく凄い遺跡のようだ。

トルコから中東にかけて、この手の遺跡は“ゴマン”とあって、
歴史に疎い者が手当たり次第に見ようとすると、食傷気味になるのは避けられない。

けれども“中東三大遺跡”で“世界遺産”なら訪れる価値はきっとあるはず。
気乗りのしない嫁の意向は聞かぬ振りで、パルミラに向かう。

ハマからパルミラへはおよそ3時間。
6:45にバスは出発。出発するなり深い眠りに落ちたが、
しばらく経って目を覚ましたとき、バスはすでに砂漠地帯を走っていた。
車窓から見えるのは、真っ青な空とじりじりと太陽に焦がされた黄色い砂漠だけ。

乾燥、猛暑、いや酷暑。
そんな言葉がぴったりの風景。




なかなか立派なベル神殿。ここだけ有料。
そもそも神殿とは一体何のための建物なの?




神殿の入口に停車中の観光バスに大勢の物売りが群がっている。
我々のことをチラ見はするが全く関心を示してこない。
そんなに売れなそうな”風貌してるかな。


「暑いぃ、暑いぃ、溶けそう・・・」



暑さでテンションの下がっている嫁を日陰に休ませ、高台へ一人で登る。



ここからは遺跡の全景が眺められる。

あんなに堂々と建ち並んでいた列柱も、まるでマッチ棒。
列柱道路を挟むように、住居跡や劇場、取引場などがあって、
当時の街の姿を思い描くことができる。

また、遺跡内を歩くだけでは単なる乾燥地帯としか思えないが、
周囲をナツメヤシのオアシスに囲まれているのがよくわかる。

嫁にも見せてやりたいが、絶対に登っては来ないだろう。
せっかくだけど写真で我慢してもらおう。


「ラクダハ、楽ダ。ラクダハ、楽ダ。」

何とかラクダに乗せようと、得意気にギャグをかましてくる商売人。
暑さでイライラしている嫁には逆効果。非情にもあっさり無視される。

この遺跡はいつでも無料なので、早朝や夕方が涼しくて狙い目。
ギャグを聞く心のゆとりもでるかもしれない。


弄ばれるラクダ氏


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ハマのおやつは、ハマ・ロール

by miyuki
<今日はこんな日>
・情緒ある旧市街を抜け、北の水車へ
・ハマロールでおやつ
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アレッポからバスで1時間半、水車の町ハマにやって来ました。
安宿を渡り歩く私たちだけど、ハマでは設備充実の冷蔵庫&TV付の部屋に安値でありつけました。
出掛けている間に水を冷やしておくと、帰ってくる頃にはキンキンに冷えてて、ちょっと凍ってたりするだけで嬉しくなっちゃう。冷蔵庫発明した人、エライ!

ハマの見所は町にいくつかある大きな木製水車。
ギーコギーコと音を出して、たまに止まったりしながらゆっくり回ります。


直径20mはある大きな風車


シリアはトルコよりラマダン(断食月)を感じる国です。
まぁ、全く食べられないことはないけど、いつもより営業している店は少なそう。
商店のジュース用冷蔵庫は昼間でも鎖でグルグル巻きにして、南京錠がしてある店もあります。

夜7時過ぎ、日が沈んでその日の断食が終わる頃、私たちも夕食をとろうと外に出ると、町には人影がなくて店も一斉に閉まっている。

一体全体どういうこと?
日が沈んだんだから、みんなで外でわいわい食べるんじゃないの??

どうやらラマダンの時は、みなさん家に帰って家族揃ってご飯を食べるようだ。
だからお店も一度シャッターを閉めてしまうのね。
そして食事が終わったら、またお店を開けて夜の活気を取り戻すのです。
それが9時くらい。ラマダンの時は0時を過ぎても外は賑やかです。


シリア風ピザを焼くおじちゃん


ハマ名物「ハマ・ロール」も忘れちゃならない。
クレープに生クリームが入っているような、見るからにおいしそうなハマ・ロール。
シロップたっぷりのアラブ菓子は甘くて、私は少し苦手だけど、
少し違った見た目のハマ・ロールに珍しく興味津々。



トントントンと包丁で切ってくれて、量り売りスタイル。
ピスタチオの粉とシロップをかければできあがり。
食感は牛皮のようで、中のクリームはチーズクリームのようで牛乳の味が強かったかな。

ハマに来たならおやつはハマ・ロールで決まり。
日本茶が飲みたくなる一品です。


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アレッポといえば・・・

by miyuki
<今日はこんな日>
・アレッポ城、グランドモスクとスーク
・アレッポからハマへ移動
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トルコから南下してシリアに入国しました。

今いるアレッポという町は「アレッポ石鹸」というオリーブ石鹸が有名なんですが、ご存知ですか?
日本でも高級石鹸としてけっこう人気みたいですね。

かくいう私は、シリアを訪れた旅人経由でアレッポ石鹸の存在を知ったので、
その石鹸がどういうもので、どういう効果があるとか全然知りませんでした。

どうやら日本では現地価格の数十倍もするというので、
そんな高級石鹸を破格値で買えるチャンスを逃すまいと、
急いで情報収集してアレッポ石鹸を買いに出掛けたのは言うまでもありません。

いくつか石鹸選びのポイントを教えてもらったけど難しい。
外見の色の濃さ、半分に割った時の断面の緑色の濃さなど。
ちなみに断面の色が濃いほどオリーブがたくさん含まれているとか。
石鹸の刻印も判断材料らしいけど、素人目でははっきりいってわかりません。


どの石鹸屋にもアレッポ石鹸タワーがいっぱい


アレッポ石鹸は髪の毛も洗えて、体も洗える優れものって聞くけど本当かしら??
全然石鹸のいい匂いはしないんだけどね。
ついつい欲張って3kgも購入して、またバックパックを重くしてしまった・・・。

アレッポ城から見たアレッポの町の景色は、地面の色と建物の色が一体化していてどこもベージュカラー。
形も四角いし、まさにアレッポ石鹸でできたような町です。


カラフルな建物はないけど居心地の良いアレッポ



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